株式会社農業総合研究所の第18期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社農業総合研究所の四半期決算が発表されましたね。同社は農家の直売所事業および産直卸事業を主力として、消費者に”おいしい”を届け続けている注目の企業です。

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企業情報

企業名: 株式会社農業総合研究所
証券コード: 35410
決算期: 2023年9月1日〜2024年8月31日

株式会社農業総合研究所の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社農業総合研究所の決算日は8月31日で、四半期決算は11月、2月、5月、8月に発表されます。

主な事業

株式会社農業総合研究所は、農家の直売所事業産直卸事業を展開しています。農家の直売所事業では、直接生産者から仕入れた農産物を全国のスーパーマーケットの”産直コーナー”に販売しています。一方、産直卸事業では、生産者から直接買い取った農産物をパッケージやPOPで付加価値をつけ、スーパーの通常の”青果コーナー”で販売しています。これらの事業を通じて、生産者と消費者をつなぐプラットフォームの構築に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第2四半期累計期間の業績は、売上高3,490,636千円営業利益53,458千円経常利益54,977千円四半期純利益41,273千円となりました。営業利益率は1.5%、経常利益率は1.6%と高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

過去2年間の売上高は27.7億円から34.9億円と大幅に増加しており、また経常利益も3.7億円から5.5億円と伸長しています。農家の直売所事業産直卸事業の両事業が堅調に推移しており、企業の成長が伺えます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社農業総合研究所の四半期連結貸借対照表を見てみると、資産、負債、純資産のバランスが良好であることがわかります。

資産の部

当第2四半期会計期間末の総資産は25.7億円となっており、前期末比1.5億円増加しています。流動資産は21.2億円、固定資産は4.5億円と、事業を支える資産が着実に積み上がっています。

負債の部

当第2四半期会計期間末の総負債は16.0億円となっており、前期末比1.1億円増加しています。流動負債は12.8億円、固定負債は3.2億円と、必要な資金調達が行われている状況です。

純資産の部

当第2四半期会計期間末の純資産は9.7億円となっており、前期末比0.4億円増加しています。自己資本比率は37.6%と良好な水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社農業総合研究所のROA(総資産経常利益率)は2.1%ROE(自己資本利益率)は4.3%となっています。前年同期に比べROAは0.4ポイント上昇、ROEは0.8ポイント上昇しており、資産効率や自己資本の活用度が改善されている状況です。

キャッシュフロー

当第2四半期累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは8,300万円の増加となり、前年同期比28%増加しています。これは主に、税引前四半期純利益の増加仕入債務の増加などによるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは7,200万円の減少となりました。これは主に、関係会社株式の取得などによるものです。財務活動によるキャッシュ・フローは860万円の増加となっています。

配当の支払額

株式会社農業総合研究所は、これまで期末配当を実施しておりません。今後の企業成長に向けて内部留保の充実に注力し、株主還元については検討していく方針です。

今後の展望

株式会社農業総合研究所は、国内農業市場の成長に着目し、独自の直売所事業産直卸事業を展開することで、収益力の向上と事業基盤の強化に取り組んでいきます。特に、大手小売店との取引拡大や、ドラッグストア市場への新規参入など、新たな販路開拓にも力を入れています。今後も農業と食を結びつける企業として、さらなる成長が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社農業総合研究所は、国内農業市場の活性化に寄与する存在として注目されています。主力の農家の直売所事業産直卸事業が好調に推移し、売上高、経常利益ともに増加基調にあります。今後も新規販路の開拓や事業基盤の強化に取り組み、持続的な成長を実現することが期待されます。

株式会社農業総合研究所の決算日や配当についてまとめました。

株式会社農業総合研究所の決算日は8月31日で、四半期決算は11月、2月、5月、8月に発表されます。また、同社は配当を実施していませんが、今後の企業成長に向けて内部留保の充実に注力する方針です。

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