メディアファイブ株式会社の最新決算レポートが発表されました!ITエンジニアの需要が高まる中、業績も好調です。今期の決算では売上高は1,396,308千円と増収となり、経常利益も28,730千円と大幅増益となりました。
今後もIT技術に強みを持つメディアファイブ株式会社に期待が高まっています。
企業情報
企業名: メディアファイブ株式会社
証券コード: 38240
決算期: 2023年6月1日から2024年5月31日まで
メディアファイブ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
メディアファイブ株式会社の決算日は毎年5月31日で、四半期決算は3ヶ月ごとに行われます。つまり、今回発表された決算が第3四半期の決算となりますね。
主な事業
メディアファイブ株式会社は、SES事業、ソリューション事業、工事関連事業の3つの事業を展開しています。
SES事業では、ITエンジニアの派遣や技術支援を行っており、ソリューション事業では企業のシステム開発や中小企業向けのITサービスを提供しています。
また、工事関連事業では内装工事等の施工も手掛けています。
これらの事業を通じて、幅広いIT関連のニーズに応えていることが同社の特徴です。
今期の業績と利益率は?
今期第3四半期の業績は、売上高1,396,308千円と前年同期に比べ約7%の増収となりました。
また、経常利益28,730千円と大幅に増益となっています。
利益面では、営業利益率2.2%と前年同期より大幅に改善しており、同社の収益力向上が見られます。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は堅調に推移しています。
一方で利益面では第3四半期決算で大幅に改善されており、ITエンジニア需要の高まりと同社の収益力向上が寄与しているようです。
四半期連結貸借対照表について
直近の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は680,760千円となっています。前連結会計年度末と比べ減少しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金は340,744千円と前期末から減少しましたが、
売掛金は174,350千円と一定水準を維持しています。また、固定資産も133,367千円と安定しています。
負債の部
一方、負債の部では、短期借入金15,000千円、1年以内返済予定の長期借入金18,720千円、
そして長期借入金が109,440千円となっています。この借入金の返済は今後の課題となりそうです。
純資産の部
純資産は379,191千円と前期末から増加しており、自己資本比率は55.7%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ROAは約4.2%、ROEは約6.1%となっています。
これらの指標は前年同期と比べ大幅に改善しており、収益力の向上が見られます。
今後さらなる収益力の強化に期待が高まっています。
キャッシュフロー
キャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは23,853千円の収入となりました。
一方で、投資活動によるキャッシュフローは9,279千円の支出、財務活動によるキャッシュフローは47,893千円の支出となっています。
この結果、現金及び現金同等物は減少傾向にあり、資金繰りの管理が課題となっています。
配当の支払額
直近の四半期決算では配当の支払いはありませんでした。
過去の実績を見ると、2022年5月期の期末配当は1株当たり5.00円でしたが、今後の業績動向によって変動する可能性があります。
今後の展望
メディアファイブ株式会社は、ITエンジニア需要の高まりに着目し、人材の確保と育成に積極的に取り組んでいます。
また、安定的な受注とコスト管理により収益性の向上を目指しています。
今後も、IT関連市場の成長に合わせて、同社の業績拡大が期待されます。
編集部のまとめ
メディアファイブ株式会社は、IT人材の供給を中心としたビジネスモデルで安定的な業績を収めています。
直近の第3四半期決算では、売上高、利益ともに大幅に改善しており、収益力の向上が見られました。
今後も、ITエンジニア需要の高まりに着目した人材育成や、収益性向上への取り組みに期待が高まっています。
メディアファイブ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
メディアファイブ株式会社の決算日は毎年5月31日で、四半期決算は3ヶ月ごとに行われています。
直近の配当実績は2022年5月期の期末配当が1株当たり5.00円でしたが、今後の業績動向によって変動する可能性があります。