ミタチ産業株式会社の第48期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この度、ミタチ産業株式会社の2023年6月1日から2024年2月29日までの第3四半期連結決算が発表されましたので、その内容をさっそくご紹介したいと思います。
ミタチ産業は、半導体や電子部品、産業機械などの販売を行う老舗の電子部品商社で、創業50周年を迎えた歴史あるメーカーです。今回の決算では、外部環境の変化に対応しつつ、堅実な業績を維持しているようですね。

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企業情報

企業名: ミタチ産業株式会社
証券コード: 33210
決算期: 6月

ミタチ産業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ミタチ産業の決算は6月末で、年3回の四半期決算を行っています。今回発表された決算は、2023年6月1日から2024年2月29日までの第3四半期の決算です。

主な事業

ミタチ産業は、半導体、電子部品、産業機械、アミューズメント機器などの販売を手がける総合電子部品商社です。自動車、産業機器、民生機器など、幅広い分野のメーカーと取引を行っています。
また、中国やアセアン地域にも拠点を持ち、海外事業も強化しています。

今期の業績と利益率は?

今期の売上高は297億15百万円となり、前年同期比11.9%減少しました。一方で、営業利益は12億91百万円、経常利益は13億46百万円と、利益面では堅調に推移しています。
利益率は、売上高経常利益率が4.5%となっています。

売上・利益の推移

ミタチ産業の直近3年間の業績を見ると、売上高は増加傾向にあり、前期の344億円から今期は減収となりましたが、それでも300億円を超える水準を維持しています。
一方で、利益面では前期の好調さから今期は減益となっていますが、それでも過去3年で最も高い水準を確保しています。

四半期連結貸借対照表について

ミタチ産業の四半期連結貸借対照表を見てみると、総資産は215億62百万円となっています。前期末から7億58百万円増加しており、財務体質は安定しているようです。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が33億16百万円棚卸資産が83億88百万円となっています。前期末と比べて現金は減少し、棚卸資産が増加しています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が40億9百万円短期借入金が7億60百万円となっています。前期末から支払手形及び買掛金が増加し、短期借入金が減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が110億31百万円となっています。前期末から5億7百万円増加しており、財務体質は健全です。

ROAとROE

ミタチ産業のROA(総資産利益率)は6.2%、ROE(自己資本利益率)は7.0%となっています。前年同期と比べるとROAは低下しているものの、ROEは上昇しており、収益性と効率性が改善されているようです。

キャッシュフロー

キャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュフローは14億77百万円のプラスとなっています。一方で、投資活動によるキャッシュフローは2億62百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュフローは5億2百万円のマイナスとなっています。全体としては、前期末と比べると6億87百万円減少しています。

配当の支払額

ミタチ産業は、年2回の配当を行っています。今期の配当は、中間配当が1株当たり20円、期末配当は35円を予定しており、年間では1株当たり55円の配当を実施する見込みです。

今後の展望

ミタチ産業は、自動車関連でのニーズの回復やアセアン地域での事業拡大などに期待をかけています。一方で、中国経済の減速や世界的な経済不況の影響には注意を払う必要があるようです。今後は、収益力の維持と成長への投資に注力していくと考えられます。

編集部のまとめ

ミタチ産業は、半導体や電子部品、産業機械などの幅広い分野で事業を展開する老舗商社です。
今回の四半期決算では、外部環境の変化に柔軟に対応しつつ、収益性と効率性を維持している様子がうかがえました。
今後も、自動車や海外市場の動向を注視しながら、安定した業績と株主還元を継続していくことが期待されます。

ミタチ産業株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ミタチ産業の決算は6月末で、年3回の四半期決算を行っています。配当は年2回、中間配当が1株20円、期末配当が1株35円の年間55円の配当を実施する予定です。
安定した収益基盤と健全な財務体質を維持しながら、株主還元にも力を入れているミタチ産業の姿勢が窺えました。

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