マニー株式会社の第65期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

マニー株式会社の2023年9月1日から2024年2月29日までの第2四半期決算報告書が公開されました。売上高13,908百万円と前年同期比で15.7%増加し、経常利益4,551百万円と29.6%増加と好調な業績となりました。主力製品のデンタル関連製品やサージカル関連製品の販売が拡大し、海外での成長が続いていることが要因です。今後もグローバル生産体制の強化や新製品の導入を通じて、さらなる事業拡大が期待できそうですね。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: マニー株式会社
証券コード: 7300
決算期: 2023年9月1日~2024年8月31日

マニー株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

マニー株式会社の決算日は8月31日です。第2四半期決算の報告は2024年4月12日に行われました。決算は年4回(第1四半期、第2四半期、第3四半期、本決算)行われ、そのスケジュールに沿って業績報告が行われています。

主な事業

マニー株式会社は主に医療機器を製造・販売する企業です。デンタル関連製品サージカル関連製品アイレス針関連製品などを取り扱っています。特に歯科・眼科分野での製品が強みで、革新的な新製品の開発にも力を入れています。世界中の医療現場に製品を供給し、人々の健康に貢献することが同社の企業理念となっています。

今期の業績と利益率は?

今期の売上高は13,908百万円と前年同期比で15.7%増加しました。経常利益は4,551百万円と29.6%増加と好調な業績となっています。主力製品の販売が伸びたことに加え、円安の影響で海外売上の押し上げにもつながりました。また、利益率も営業利益率が30.2%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

直近の5期の売上高と経常利益の推移を見ると、両者ともに着実に増加してきました。売上高は2019年8月期の20,216百万円から2024年8月期には24,488百万円へと21.1%も増加しています。経常利益も2019年8月期の6,593百万円から2024年8月期には7,995百万円と21.3%増加しています。新製品の投入や海外市場での販売拡大など、同社の成長力が伺えます。

四半期連結貸借対照表について

2024年2月29日時点の四半期連結貸借対照表を確認すると、総資産が56,177百万円と前期末比1,200百万円増加しました。これは固定資産が3,072百万円増加したことが主な要因です。一方、負債は4,583百万円と566百万円減少しています。純資産は51,593百万円と1,766百万円増加しており、自己資本比率も91.8%と高水準を維持しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が23,523百万円と前期末比1,903百万円減少しましたが、有形固定資産が20,667百万円と3,213百万円増加しています。これはスマートファクトリー関連の投資が進んだためです。

負債の部

負債の部では、未払金や賞与引当金の減少により、流動負債が586百万円減少しました。固定負債は20百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益3,191百万円の計上により、利益剰余金が増加しました。また、為替換算調整勘定が644百万円増加したことも純資産増加の要因です。

ROAとROE

ROAは前年同期比で0.8ポイント上昇し5.7%となっています。これは経常利益の増加に加え、資産効率の改善によるものです。一方、ROEは前年同期比で0.8ポイント上昇し6.2%と高い水準を維持しています。自己資本が高い同社にとって、高いROEの実現は大きな強みと言えます。今後も安定した収益力を発揮していくことが期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは3,625百万円のプラスとなりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは3,088百万円のマイナスとなっており、これはスマートファクトリー関連の設備投資が進んだことが主な要因です。財務活動によるキャッシュ・フローも2,097百万円のマイナスとなっています。この結果、現金及び現金同等物は22,677百万円となりました。

配当の支払額

マニー株式会社は株主還元にも力を入れています。第2四半期の配当金は1株当たり21円で、前年同期比3円増加しました。年間配当に換算すると42円となり、利益成長に合わせて配当も増加する方針のようです。今後も株主重視の経営姿勢が続くことが期待できます。

今後の展望

マニー株式会社は中期経営計画に基づき、グローバル生産体制の構築や新製品の開発に注力しています。2023年9月にはドイツの連結子会社MANI MEDICAL GERMANY GmbHの新本社・工場が稼働を開始し、生産能力の増強を図っています。また、2023年10月からはスマートファクトリーの建設も始まりました。新製品の量産化や既存製品の自動化生産ラインの確立を目指しており、さらなる成長が期待できそうです。

編集部のまとめ

マニー株式会社の2023年9月1日~2024年2月29日の第2四半期決算は好調な業績となりました。売上高、経常利益ともに前年同期比で二桁増加し、利益率も高水準を維持しています。主力製品の販売が堅調に推移するとともに、海外市場での成長も続いています。また、グローバル生産体制の強化や新製品の開発にも積極的に取り組んでおり、今後の更なる業績拡大が期待できそうです。株主還元面でも、着実に増配を行うなど、株主重視の経営姿勢が伺えました。

マニー株式会社の決算日や配当についてまとめました。

マニー株式会社の決算日は8月31日で、年4回の決算スケジュールに沿って業績報告を行っています。第2四半期の配当金は1株当たり21円で、前年同期比3円増加しました。今後も利益成長に合わせた株主還元の拡大が期待できそうです。

タイトルとURLをコピーしました