株式会社ジーデップ・アドバンスは、最新の四半期決算報告書を発表しました。同社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進を強力に支援する企業として注目されており、今期も順調な業績を収めています。
企業情報
企業名: 株式会社ジーデップ・アドバンス
証券コード: 58850
決算期: 6月
株式会社ジーデップ・アドバンスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ジーデップ・アドバンスの決算日は5月31日です。そして決算発表は4月と10月に行われます。また、定時株主総会は毎年8月に開催されています。
主な事業
株式会社ジーデップ・アドバンスは、DXサービスとService&Supportの2つの事業を展開しています。DXサービスでは、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション推進を支援し、新しいビジネスモデルの構築やオペレーションの改善などに取り組んでいます。一方のService&Supportでは、ITシステムのサポートや保守、運用などのサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
2023年度第3四半期(2023年6月1日~2024年2月29日)の業績は、売上高3,258,976千円、営業利益452,710千円、経常利益451,120千円、四半期純利益313,028千円と堅調に推移しています。また、利益率も売上総利益率21.9%、営業利益率13.9%と高い水準を維持しています。
売上・利益の推移
過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、売上高は増加基調にあり、2023年度第3四半期は3,258,976千円と前年同期比10.5%増となりました。一方で、利益面では2023年度第3四半期の経常利益は451,120千円で前年同期比8.2%減となっています。これは、上場関連費用の発生などが影響しているものと思われます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社ジーデップ・アドバンスの四半期連結貸借対照表を見てみましょう。
資産の部
資産合計は3,581,448千円となっており、前事業年度末から850,757千円増加しています。この増加は主に、公募増資による現金及び預金の増加や、売上増加に伴う受取手形、売掛金及び契約資産の増加が要因です。
負債の部
負債合計は1,317,107千円と前事業年度末から109,126千円増加しています。これは主に、売上増加に伴う支払手形及び買掛金の増加によるものです。
純資産の部
純資産合計は2,264,341千円と、前事業年度末から741,630千円増加しています。これは主に、上場に伴う資本金及び資本準備金の増加や、四半期純利益の計上によるものです。
ROAとROE
株式会社ジーデップ・アドバンスのROA(総資産利益率)は12.6%、ROE(自己資本利益率)は14.4%となっています。これらの指標は業界平均を上回る高い水準を維持しており、収益性の高い企業だと評価できます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローはプラス基調で、2023年度第3四半期累計では451,120千円の収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス基調で、52,527千円の支出となっています。これは主に、東京事務所の移転に伴う有形固定資産の取得などによるものです。
配当の支払額
2023年度第3四半期累計では、1株当たり62円の配当を実施しました。これは、前事業年度の1株当たり配当金62円と同水準となっています。株主還元に積極的な企業と言えるでしょう。
今後の展望
株式会社ジーデップ・アドバンスは、デジタルトランスフォーメーションの推進を強力に支援する企業として高い評価を得ています。今後もAI、IoT、クラウドなどの最新技術を活用したサービスの提供に取り組み、顧客企業のDX実現に貢献していくことが期待されます。また、上場による資金調達を生かして、事業基盤の強化や新規サービスの開発などにも注力していくと見られます。
編集部のまとめ
株式会社ジーデップ・アドバンスは、業績と収益性が高く、今後も成長が期待される企業です。同社は、DXサービスを中心に事業を展開しており、デジタル化の波に乗る形で順調に業績を拡大しています。特に、最新のAIやIoT技術を活用したサービス提供に注力しているのが特徴です。今後も、デジタルトランスフォーメーションの推進を支援し、さらなる飛躍が期待されます。
株式会社ジーデップ・アドバンスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ジーデップ・アドバンスの決算日は5月31日で、決算発表は4月と10月に行われています。また、定時株主総会は毎年8月に開催されています。同社は1株当たり62円の配当を実施しており、株主還元に積極的な企業だと言えるでしょう。