株式会社インターファクトリーの第21期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社インターファクトリー(証券コード: 40570)の2024年2月期第3四半期決算が発表されました。この企業は、主にECサイトの運営支援を行っており、国内のEC市場拡大に伴い着実に成長を遂げてきました。今期の業績は、売上高が前年同期比1.3%減の18.75億円、営業損失が7.52億円と前年同期の営業利益8.55億円から大きく悪化しています。その理由は、新規事業への投資が増加したためです。

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企業情報

企業名: 株式会社インターファクトリー
証券コード: 40570
決算期: 5月末日

株式会社インターファクトリーの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社インターファクトリーの決算日は5月31日です。第3四半期決算の発表時期は4月上旬となっています。

主な事業

株式会社インターファクトリーは、ECサイトの運営支援を主要な事業としています。クラウド型のECプラットフォーム「ebisumart」を提供し、中小ECサイトの構築やシステムの運用管理などをサポートしています。近年はサービス領域を拡大し、「ECビジネス成長支援事業」や「データの統合及び活用を目的とした事業」にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

2024年2月期第3四半期の業績は、売上高が18.75億円(前年同期比1.3%減)、営業損失が7.52億円(前年同期は営業利益8.55億円)と悪化しました。新規事業への投資増加が主な要因です。しかし、既存の「クラウドコマースプラットフォーム事業」は安定的に推移しており、利益率も高い水準を維持しています。

売上・利益の推移

株式会社インターファクトリーの売上高は、2022年5月期に24.87億円に達しており、堅調に推移してきました。一方で、利益面では第3四半期累計期間の経常利益が前年同期比で大幅に減少しており、経常損失78.1億円となりました。これは新規事業への積極的な投資によるものです。引き続き業績の回復が期待されます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社インターファクトリーの2024年2月期第3四半期末の総資産は17.39億円となっています。前期末比では3.45%増加しており、財務体質は堅調に推移しているといえます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が25.68億円、売掛金など受取債権が5.56億円となっています。前期末比では現金及び預金が減少しましたが、受取債権が増加するなど、全体としては健全な水準を維持しています。

負債の部

負債の部では、買掛金が10.59億円、短期借入金が4億円となっています。前期末比で買掛金と短期借入金が増加しており、運転資金需要の高まりがうかがえます。

純資産の部

純資産は9.85億円と前期末比で11.9%減少しました。これは当期の四半期純損失計上と自己株式の取得によるものです。自己資本比率は56.6%となっており、財務の健全性は維持されています。

ROAとROE

株式会社インターファクトリーのROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)は、第3四半期時点で大幅なマイナスとなっています。これは主力の「クラウドコマースプラットフォーム事業」が減益となり、新規事業への投資が重荷となっているためです。今後は新事業の収益化を図り、ROA、ROEの改善が期待されます。

キャッシュフロー

株式会社インターファクトリーのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・インフローが発生しているものの、設備投資や新規事業への投資などによりキャッシュ・アウトフローが増加しています。この結果、現金及び現金同等物は前期末比4.51億円減少しています。今後はキャッシュ管理に注力し、財務の健全性を維持することが重要になってきます。

配当の支払額

株式会社インターファクトリーは、過去から配当を行っていません。企業成長に向けて内部留保を充実させる方針のようですが、今後の業績次第では、株主還元策の検討も課題となるでしょう。

今後の展望

株式会社インターファクトリーは、「ECビジネス成長支援事業」や「データの統合及び活用を目的とした事業」への積極的な投資を行っており、収益源の多様化を図っています。既存の「クラウドコマースプラットフォーム事業」も順調に推移しており、新事業の収益化が進めば、業績の回復が期待されます。ただし、短期的には投資負担の増加が重荷となっていることから、収支の改善が課題となっています。

編集部のまとめ

株式会社インターファクトリーは、国内EC市場の成長を背景に、主力の「クラウドコマースプラットフォーム事業」で安定収益を上げてきました。しかし、新規事業への投資が増大し、当期業績は悪化しています。今後は新事業の収益化を図り、収支の改善を目指す必要があるでしょう。短期的には業績面での課題が残りますが、中長期的に見れば、同社の事業基盤は堅固であり、株主価値の向上が期待できる企業だと言えます。

株式会社インターファクトリーの決算日や配当についてまとめました。

株式会社インターファクトリーの決算日は5月31日で、第3四半期決算の発表は4月上旬です。また、同社は過去から配当を行っておらず、内部留保の充実に注力してきました。今後は収益力の向上と株主還元策の検討が課題になると考えられます。

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