ダイト株式会社の第82期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

ダイト株式会社の2023年12月期第3四半期決算報告書が公開されました。ジェネリック医薬品メーカーであるダイト株式会社は、生産基盤の強化や研究開発活動の推進に取り組んでおり、業績も好調に推移しています。今後の展望にも期待が持てそうです。

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企業情報

企業名: ダイト株式会社
証券コード: 45770
決算期: 2023年6月1日~2024年5月31日

ダイト株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ダイト株式会社の決算日は毎年5月31日です。第3四半期の決算報告期間は2023年12月1日から2024年2月29日までとなっています。

主な事業

ダイト株式会社は、ジェネリック医薬品の製造・販売を主な事業としています。原薬、製剤、健康食品などを製造・販売しており、医薬品業界における主要プレイヤーの一角を占めています。また、研究開発にも力を入れており、新製品の開発にも取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は34,662百万円と前年同期比0.3%の増加となりました。一方、営業利益は3,105百万円と24.4%減少しました。原材料費の増加や研究開発費の増加などが影響しています。

売上・利益の推移

ダイト株式会社の過去3年間の売上高は45,101百万円、経常利益は5,169百万円と堅調に推移しています。特に原薬の販売が好調で、第七原薬棟の増産効果もあり、売上高は増加傾向にあります。一方で、業界全体での薬価改定の影響もあり、利益率は若干減少しています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は77,351百万円と前期末より6,798百万円増加しました。負債は25,306百万円と5,725百万円増加し、純資産は52,045百万円と1,073百万円増加しています。

資産の部

流動資産では、商品及び製品、原材料及び貯蔵品が増加し、固定資産では建設仮勘定が大幅に増加しています。これは新製剤工場や研究開発施設の建設投資に伴うものです。

負債の部

流動負債では支払手形及び買掛金が増加し、固定負債では長期借入金が増加しています。これらは生産・開発投資のための資金調達に伴う増加です。

純資産の部

純資産は52,045百万円と前期末より1,073百万円増加しています。利益剰余金の積み上がりにより、自己資本比率は67.0%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ROAは前期の6.9%から5.1%に、ROEは前期の8.1%から5.6%にそれぞれ低下しています。これは主に、新設備投資に伴う固定資産の増加や利益率低下が影響しているものと考えられます。今後の設備投資効果の発現と生産性向上により、ROA、ROEの改善が期待されます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは3,900百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは4,600百万円の支出となっています。新設備投資に伴う支出が大きかったものの、営業活動からの収入で賄えている状況です。財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払いなどにより1,200百万円の支出となりました。

配当の支払額

ダイト株式会社は1株当たり配当金30円を年2回(中間配当、期末配当)支払っています。配当性向は前期20.8%、当期20.2%と、株主還元にも積極的に取り組んでいます。

今後の展望

ダイト株式会社は、新製剤工場や研究開発施設の建設を進めており、生産能力の拡大と研究開発力の強化に注力しています。ジェネリック医薬品市場での競争激化が見込まれる中で、確実な製品供給体制の構築と新製品開発が、今後の成長につながると期待されます。

編集部のまとめ

ダイト株式会社は、ジェネリック医薬品市場で高いシェアを誇る企業です。原薬、製剤、健康食品などの事業を展開し、堅調な業績を維持しています。新設備投資による生産能力の拡大や研究開発力の強化など、中長期的な成長に向けた施策にも取り組んでおり、今後の業績推移に期待が高まります。

ダイト株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ダイト株式会社の決算日は毎年5月31日です。決算期は2023年6月1日~2024年5月31日となっています。配当金は1株当たり30円を年2回(中間配当、期末配当)支払っており、株主還元にも注力しています。

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