株式会社FPパートナーの第15期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社FPパートナーの2024年2月期第1四半期決算が発表されました。同社は保険代理店事業を展開しており、個人年金保険や医療保険などの人気商品の販売が好調に推移しています。この記事では、企業情報や決算の概要を分かりやすく解説していきます。

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企業情報

企業名: 株式会社FPパートナー
証券コード: 73880
決算期: 11月

株式会社FPパートナーの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社FPパートナーの決算日は11月30日です。したがって、第1四半期の決算期間は2023年12月1日から2024年2月29日までとなります。同社は毎年11月に本決算を、また4月と8月に第1四半期及び第3四半期の決算を発表しています。

主な事業

株式会社FPパートナーは、保険代理店事業を主な事業としています。生命保険や損害保険の商品を、個人のお客様に提案・販売しています。特に、個人年金保険医療保険などの人気商品の販売が好調に推移しています。また、マネードクタープレミアと呼ばれる対面FP相談サービスの展開や、IFAビジネス、教育事業なども行っています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期の業績は、売上高8,332,892千円営業利益1,362,866千円経常利益1,394,273千円四半期純利益938,498千円となりました。売上高は前年同期比13.3%増と好調に推移しています。一方で、営業利益は5.9%減となりました。これは広告宣伝費や人件費の増加によるものです。利益率に着目すると、営業利益率16.3%、経常利益率16.7%、純利益率11.3%と、いずれも高水準を維持しています。

売上・利益の推移

同社の過去3期の業績推移を見ると、売上高は増加傾向にあります。前期は12,647,478千円と過去最高を記録しました。一方、利益面では、前期の経常利益1,486,138千円から若干減少しましたが、依然として高い水準にあります。これは営業社員の増加や新商品の販売好調などが寄与しているものと考えられます。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

当第1四半期会計期間末の総資産は16,045,793千円となりました。主な内訳としては、流動資産10,402,763千円固定資産5,643,029千円です。流動資産の主な内訳は現金及び預金7,913,761千円、売掛金1,761,383千円などです。一方、固定資産の主な内訳は有形固定資産3,662,455千円、投資その他の資産1,423,147千円などとなっています。

負債の部

負債合計は5,536,345千円となっています。主な内訳は、流動負債4,700,081千円固定負債836,263千円です。流動負債の主な内訳は買掛金2,137,802千円、未払法人税等485,767千円などです。固定負債の大部分は長期借入金577,530千円となっています。

純資産の部

純資産合計は10,509,448千円となっています。主な内訳は資本金1,918,405千円利益剰余金7,764,432千円自己株式1,000,034千円などです。自己資本比率は65.5%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は過去3年で9%前後で推移しています。また、ROE(自己資本利益率)も20%前後を維持しており、高い収益性を示しています。これは、保険販売の収益性が高く、営業社員数の増加などが業績を牽引しているためと考えられます。今後も高い収益性を維持できると期待されます。

キャッシュフロー

同社の過去3期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは安定的に黒字を維持しています。一方、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスになっていますが、これは「マネードクタープレミア」の店舗出店などの設備投資によるものと考えられます。財務活動によるキャッシュ・フローは、主に株主還元の配当金支払いにより、マイナスとなっています。全体としては、堅実なキャッシュ・フロー管理が行われていると言えます。

配当の支払額

株式会社FPパートナーは、年2回の配当を行っています。2024年2月期の中間配当は1株当たり45円、期末配当は45円を予定しており、年間配当は90円となる見込みです。同社は、株主への利益還元を重要な経営課題の一つと位置付けており、今後も安定配当を維持することが期待されます。

今後の展望

株式会社FPパートナーは、営業社員の継続的な採用と育成契約譲受ビジネスの拡大マネードクタープレミアの出店増加など、各事業分野での積極的な成長施策に取り組んでいます。また、2024年1月には初のM&Aとなるサプライズジャパン株式会社の買収も行っており、今後のさらなる業績拡大が期待されます。

編集部のまとめ

株式会社FPパートナーは、保険代理店事業を中心に業績を伸ばし続けている堅調な企業です。特に、個人年金保険や医療保険の販売好調マネードクタープレミアの展開加速など、時代のニーズに合わせた商品・サービス展開が奏功しています。また、高い収益性と健全な財務基盤も特徴で、株主還元も厚めに行われています。今後も成長が期待できる企業といえでしょう。

株式会社FPパートナーの決算日や配当についてまとめました。

株式会社FPパートナーの決算日は11月30日です。また同社は年2回の配当を行っており、2024年2月期の中間配当は1株当たり45円、期末配当も45円を予定しています。この結果、年間配当は90円となる見込みです。株主還元を重視する経営方針が窺えます。

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