Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社は、人気のアイスクリームチェーンを運営する企業です。この度の決算報告では、売上高、経常利益、純利益などがいずれも過去最高を記録するなど、良好な業績を示しています。特に、専門店ならではの魅力的な新作フレーバーの投入やデジタル化、新店舗の展開など、同社の長期経営計画が順調に推移していることが分かります。アイスクリーム業界のリーディングカンパニーとして、今後の更なる飛躍に期待が持てそうですね。
企業情報
企業名: Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社
証券コード: 22680
決算期: 12月
Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社の決算期は12月です。毎年3月に第１四半期の決算報告を行っています。
主な事業
Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社は、アイスクリームの製造・販売を主な事業としています。国内では1,013店舗を展開し、アイスクリームを中心としたデザートの提供を行っています。また、台湾やハワイにも25店舗を有しており、海外展開にも力を入れています。消費者の多様な需要に応えるべく、専門店ならではの魅力的なメニューの開発や、店舗のデジタル化、販売拠点の拡大など、顧客体験の向上に注力しています。
今期の業績と利益率は？
当第１四半期連結累計期間の業績は、売上高が55億63百万円と過去最高を記録しました。また、営業利益が2億73百万円と前年同期比で31.9%増加するなど、大変良好な成績となっています。特に、新作フレーバーの投入や店舗のデジタル化、販売拠点の拡大などが功を奏し、来店客数の増加につながったようです。
売上・利益の推移
Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社は、31ヶ月連続で既存店売上高が増加するなど、着実に業績を伸ばし続けています。特に、当第１四半期連結累計期間の売上高が過去最高の55億63百万円を記録したことは大きな成果と言えるでしょう。利益面では、原材料高や人件費の上昇などコスト増加圧力にも関わらず、営業利益率を押し上げることができたことも評価に値します。今後も、強力なブランド力を活かしつつ、デジタル化やスマート店舗化、販売拠点の拡大などの施策を着実に実行し、さらなる業績向上が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
当第１四半期連結会計期間末の総資産は201億7百万円となりました。前連結会計年度末に比べ12億43百万円減少しています。これは主に、例年通りの配当金及び税金の支払いにより現金及び預金が減少したことによるものです。一方、負債は前連結会計年度末に比べ12億68百万円減少の77億10百万円となりました。純資産は前連結会計年度末に比べ24百万円増加の123億96百万円となっています。
資産の部
資産の部では、主に現金及び預金が減少し、固定資産が増加しています。現金及び預金の減少は、主に配当金の支払いによるものです。一方、固定資産の増加は、新店舗の出店や既存店のリニューアルなどに伴う設備投資の増加によるものです。
負債の部
負債の部では、買掛金や未払金が減少しています。これは、仕入れや経費の支払いなどによるものと考えられます。一方で、長期借入金は前期末から減少しているものの、依然として一定の水準を維持しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が増加しています。これは、当期の親会社株主に帰属する四半期純利益が計上されたことによるものです。また、為替換算調整勘定もプラスに寄与しています。
ROAとROE
Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社のROA（総資産利益率）は前期末の5.5%から当第１四半期末には5.8%に上昇しています。これは、売上高及び利益の増加が総資産の増加を上回ったことによるものです。一方、ROE（自己資本利益率）は前期末の15.2%から当第１四半期末には13.3%に低下しています。これは、利益の増加幅が自己資本の増加幅を下回ったことが主な要因です。同社は今後も売上拡大と利益率の向上に努め、ROE改善につなげていくことが期待されます。
キャッシュフロー
当第１四半期連結会計期間のキャッシュ・フローについては、四半期連結キャッシュ・フロー計算書の作成を省略しているため詳細な情報は開示されていません。ただし、例年通りの配当金支払いや税金の支払いにより、現金及び預金が前連結会計年度末に比べ12億円以上減少したことが分かります。今後は、更なる売上拡大と利益率の向上を通じて、営業活動によるキャッシュ・インフローの増加が期待されます。
配当の支払額
Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社は、1株当たり20円の期末配当を実施しました。前期の15円から増配となっています。同社は株主還元にも積極的で、安定的な配当の実施に努めています。今後も業績の向上に合わせて、株主への利益還元を高めていくことが期待されます。
今後の展望
Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社は、長期経営計画に基づき、ブランドパワーの強化、デジタル化の推進、スマート31の実現、販売拠点の拡大などに取り組んでいます。当第１四半期の業績は計画を上回る好調さを示しており、今後もこの勢いを維持できるよう、お客様のニーズにあったメニューの提供や、従業員の生産性向上、コスト管理の最適化などに努めていくことが重要です。また、海外展開の強化や新たな販路開拓などにも注力し、持続的な成長を目指すことが期待されます。
編集部のまとめ
Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社の当第１四半期決算は、売上高、経常利益、純利益がいずれも過去最高を記録するなど、非常に好調な業績となりました。特に、新作フレーバーの投入やデジタル化、販売拠点の拡大などの施策が功を奏し、顧客数の増加につながっているようです。今後も、ブランド力の強化や生産性・効率性の向上を図りながら、持続的な成長を目指していくことが期待されます。同社は、アイスクリーム業界の中でも大きな存在感を示し続けていくことでしょう。
Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社の決算日や配当についてまとめました。
Ｂ－Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社の決算期は12月で、毎年3月に第1四半期の決算報告を行っています。また、同社は1株当たり20円の期末配当を実施しており、株主への利益還元にも積極的に取り組んでいることが分かります。今後も業績の向上に合わせて、配当の増額などさらなる株主還元の強化が期待されます。
