ニュースの要約
- NIPPON EXPRESSホールディングスが、バングラデシュの物流会社Cold Chain Bangladesh Limitedの株式の20%を取得したと発表した。
- この買収により、NXグループのグローバルロジスティクスネットワークとCCBL社の国内ロジスティクスネットワークを活用して、バングラデシュでのサプライチェーンソリューションの提供が可能になる。
- CCBL社は、バングラデシュ国内に温度管理機能付きの13拠点を展開する物流会社で、今回の提携によってさらなる事業拡大が期待される。
概要
NIPPON EXPRESSホールディングスは、子会社であるNX南アジア・オセアニア株式会社を通じて、バングラデシュの物流会社Cold Chain Bangladesh Limited(CCBL社)の株式の20%を取得したと発表しました。
CCBL社は、バングラデシュ・ダッカを本拠地とし、国内の販売物流に強みを持つ3PL(第三者物流)会社です。全国10都市13拠点のネットワークと50台の配送車両を有し、温度管理が必要な商品の保管・配送を含む幅広い物流サービスを提供しています。
NXグループは、2012年からバングラデシュに進出しており、アパレル産業を中心とした国際フォワーディング事業を展開してきました。今回の買収により、CCBL社のロジスティクスネットワークを活用して、国内ロジスティクス事業を強化し、成長する内需によって生み出される物流機会を取り込むことが期待されます。
また、NXグループのグローバルなネットワークを活用してお客様のサプライチェーンに対するEnd to Endソリューションを提供していく考えです。CCBL社との協働により、バングラデシュ市場における成長機会の早期実現を目指し、ステークホルダーの皆様の価値創造に貢献していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
Cold Chain Bangladesh Limited:NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社が株式取得完了に関するお知らせについてまとめました
今回のNIPPON EXPRESSホールディングスによるCold Chain Bangladesh Limitedの株式取得は、同社のバングラデシュ事業拡大にとって大きな意味を持つと言えるでしょう。CCBL社は国内物流ネットワークと温度管理機能を備えた3PL会社であり、NXグループのグローバルな販路と技術力を組み合わせることで、バングラデシュ市場においてさらなる成長が期待できます。
特に、バングラデシュの内需拡大に伴う物流需要の高まりに合わせ、食品や医薬品といった温度管理が重要な分野での事業展開が期待されます。また、NXグループのEnd to Endソリューション提供力により、お客様のサプライチェーン全体の最適化にも貢献できるでしょう。
今後、CCBL社との協業によって生み出される新たな付加価値サービスに注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000136897.html