ニュースの要約
- 使用済みIT機器の国内資源循環サービスを展開
- 資源リサイクルの透明性を高め、環境保全と人権尊重に配慮
- サーキュラーエコノミーの実現を目指す
概要
みずほリース株式会社の連結子会社であるエムエル・ITADソリューション株式会社は、TREホールディングス株式会社の連結子会社であるリバー株式会社と、「使用済みIT機器の国内資源循環サービスの展開」に向けた基本合意書を締結し、協議を開始しました。
近年、世界的に使用済みIT機器の発生量が増加しており、これらには希少金属などの貴重な資源が含まれる一方で、有害物質も含まれているため、不適切な廃棄による環境汚染や健康被害が懸念されています。また、希少金属の海外流出は日本の産業における経済安全保障上のリスクにもなっています。
今回の取り組みでは、エムエル・ITADソリューションがお客様から回収した使用済みIT機器をリバーが国内で分解・再資源化する仕組みを構築します。これにより、国内資源の有効活用を促進するとともに、輸出先での不適切処理による環境・健康への影響を防ぐことを目指します。また、再資源化プロセスの透明性を高め、企業の環境保全と人権尊重への取り組みを示すことができる仕組みも検討しています。
みずほリースとTREホールディングスがそれぞれの強みを生かし、サーキュラーエコノミーの実現に向けた新たなサービスを共同で検討・展開することで、環境保全、社会的意義の実現、経済の強化を一体的に進め、持続可能な社会づくりに貢献することを目指します。
編集部の感想
編集部のまとめ
使用済みIT機器における国内資源循環サービス:【TREホールディングス株式会社】についてまとめました
今回の発表は、使用済みIT機器の国内資源循環サービスの展開に向けた取り組みです。使用済みIT機器には希少金属などの貴重な資源が含まれている一方で、有害物質も含まれているため、不適切な廃棄による環境・健康への影響が懸念されています。また、希少金属の海外流出は日本の産業にとっても大きなリスクとなっています。
本取り組みでは、エムエル・ITADソリューションが回収した使用済みIT機器をリバーが国内で分解・再資源化する仕組みを構築することで、国内資源の有効活用を促進するとともに、輸出先での不適切処理による環境・健康への影響を防ぐことを目指しています。さらに、再資源化プロセスの透明性を高め、企業の環境保全と人権尊重への取り組みを示せるようにすることで、サーキュラーエコノミーの実現に貢献していくことが期待されます。
このように、みずほリースとTREホールディングスの両社が連携し、使用済みIT機器の適切な循環利用を促進することは、持続可能な社会の実現につながる重要な取り組みだと評価できます。今後の展開にも期待が高まります。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000092263.html