ニュースの要約
- 日邦産業に対する株主提案として、配当の増額、買収防衛策の廃止、監査等委員会委員長の社外取締役からの選任を要求
- ESG投資ファンドのGESは、日邦産業の企業価値や株主価値の向上を目指して投資を行っている
- 議決権行使助言会社であるISS、Glass Lewisも株主提案に関連して賛同の意見を示している
概要
ESG（Environment、Social、Governance）の視点から中長期的な投資を行う投資ファンドのGlobal ESG Strategy（GES）が、東証スタンダード上場の日邦産業株式会社に対して、2025年6月の定時株主総会に向けて株主提案を行うことを発表しました。
GESは、日邦産業との対話を通じて企業価値及び株主価値の向上を目指してきましたが、現在のバランスシートの効率性や資本政策には改善の余地があると考えています。そのため、GESは日邦産業に対して、配当の増額、買収防衛策の廃止、監査等委員会委員長の社外取締役からの選任を株主提案として提出しました。
編集部の感想
ESGの視点から企業価値向上を目指す姿勢は評価できる
株主提案の内容が具体的で、企業の健全性を高める対策になっている
買収防衛策の廃止は積極的な取り組みと感じる
編集部のまとめ
【Global ESG Strategy】：日邦産業に対する株主提案及び補足資料の公表についてまとめました
今回のGESによる日邦産業に対する株主提案は、ESGの視点から企業価値の向上を目指すものであり、中長期的な観点から適切な経営体制の実現を求めるものと評価できます。特に、配当の増額や買収防衛策の廃止など、具体的な施策を提案しており、株主の利益に資するものだと思います。また、主要な議決権行使助言会社も提案に賛同しているなど、企業のガバナンス改善に向けて前向きな取り組みであると感じられます。GESのエンゲージメントを通じて、日邦産業がさらなる成長と企業価値の向上を実現することが期待されます。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000135781.html
