ニュースの要約
- インプレスとマルゼンCHIホールディングスが合弁会社「テックリブ」を設立
- ITエンジニアのスキルアップを支援する技術書籍の読み放題サービスを提供
- 複数のIT出版社の書籍を集めた幅広いジャンルをカバー
概要
インプレスグループのインプレスと丸善CHIホールディングスは、ITエンジニア向けの技術書籍読み放題サービスの企画運営を行うテックリブ株式会社を合弁で設立しました。
インプレスは「できるシリーズ」「徹底攻略」などのPC・IT関連書籍を発行しており、丸善CHIは全国に約100店舗を展開する丸善ジュンク堂書店を傘下に持ち、書籍の販売や図書館運営を手がけています。両社のノウハウを生かし、ITエンジニアのスキル習得を後押しする読み放題サービスを推進していきます。
新会社「テックリブ」が企画運営する技術書籍読み放題サービスは今秋にサービスインを予定しており、インプレスの書籍だけでなく、複数のPC・IT系出版社の書籍を同時に提供することで、幅広いジャンルをカバーし、ITエンジニアの個別のニーズに対応します。
ITエンジニアは、一度言語を習得しても常に知識のバージョンアップを求められるだけでなく、新しい言語の習得、IT資格の取得、新しいテクノロジーの動向もつかんでおかなければなりません。そのため、常にITスキルをバージョンアップし、学習する人に向けた学習プラットフォームが必要とされています。技術書籍であれば、最新の知識・開発言語を体系的に学ぶことが可能で、「テックリブ」は、幅広いジャンルをカバーした技術書籍の読み放題サービスに加え、将来的には書籍の多彩な検索や映像による解説など、ITエンジニアのスキルアップに強力なサポートとなるサービスを目指します。
編集部の感想
編集部のまとめ
テックリブ:インプレスと丸善CHIホールディングスが技術書籍読み放題サービスの企画運営を目的とした合弁会社を設立についてまとめました
今回の発表は、IT関連出版大手のインプレスと大手書店チェーンの丸善CHIホールディングスが、ITエンジニアのスキルアップをサポートする新しい読み放題サービス「テックリブ」を立ち上げるというものです。書籍業界が厳しい状況に置かれる中、両社がコラボレーションして最新のITトピックスをカバーする書籍を多数提供し、ITエンジニアのニーズに応えるサービスを展開するのは画期的だと思います。
書籍を通じた体系的な学習の場を提供することで、ITエンジニアの技術向上と、出版社や書店の新しい収益モデルの構築にもつながるのではないでしょうか。今後の展開に注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006652.000005875.html