ニュースの要約
- インクルーシブデザインスタジオCULUMUが、3年間の実践知をまとめた『スタジオ概要デッキ』を公開
- 当事者の声を起点に社会課題と企業アセットを接続する独自フレームワーク「N1キャンバス」を開示
- 公的ドキュメントによりデザインを経営戦略に取り込む動きが加速している中、CULUMUが企業との建設的な対話を促進
概要
株式会社STYZ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:田中辰也)が運営するインクルーシブデザインスタジオ CULUMUは、2025年9月に設立3周年を迎えるにあたり、共創型事業開発の方法論とプロジェクト知見をまとめた『Design Studio Deck(スタジオ概要資料)』を本日公開しました。
CULUMU は、N=1(象徴的な当事者)の声を起点に社会課題と企業アセットを接続する独自フレームワーク「N1キャンバス」や、空間・ブランド・プロダクトまでを一気通貫で支援してきた事例を開示し、「社会価値と経済価値を両立したい企業」との建設的な対話を今後も促進していきます。
このような取り組みは、近年の企業競争力の源泉が「機能・価格」から「体験価値と社会的スタンス」へとシフトしている潮流を反映しています。政府も「デザイン経営宣言」や「経営戦略としてのインクルーシブデザイン」などの公的ドキュメントを発表し、デザインを経営戦略に取り込む動きが本格化しつつあります。
編集部の感想
編集部のまとめ
CULUMU:「N=1」の声から社会とビジネスを動かす─インクルーシブデザインスタジオ CULUMU、3 年間の実践知をまとめた『スタジオ概要デッキ』公開についてまとめました
今回のCULUMUの『スタジオ概要デッキ』公開は、企業がパーパスと社会課題を両立する取り組みを加速させる上で重要な意義を持っています。
CULUMUは、5,000を超えるNPOネットワークや独自の「N1キャンバス」を活用し、当事者の声を起点に社会課題と企業の取り組みを組み合わせるアプローチを展開してきました。この実践知は、これからの企業経営において不可欠となっていくデザイン思考を体系化したものといえるでしょう。
今後は医療・モビリティ・建築など、さらに多くの業界でCULUMUの取り組みが展開されていくことが期待されます。企業と社会をつなぐ新しい協創の形が生み出されることで、持続可能な社会の実現につながっていくことが望まれます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000240.000022873.html