ニュースの要約
- 消費者金融のCMは視聴者に好印象を与えているが、実際の申し込みに結び付かない現状が明らかになった
- CMの演出が過剰だったり、借金のイメージとのギャップから不安感を抱く視聴者も一定数いることが判明
- CMの印象だけでなく、申し込みの審査に対する不安が利用を抑制している最大の要因だと分かった
概要
お金コラム(https://fp-kane.com/money/)は、2025年6月に消費者金融のCMに関するアンケート調査を実施しました。
消費者金融のテレビCMは、ユーモアやストーリー性を盛り込むなど、年々親しみやすさを重視した演出が増えています。では実際に、どのブランドのCMが視聴者の印象に残っているのでしょうか?また、CMが好印象だったからといって「借りよう」と思う人はどれくらいいるのでしょうか。
お金コラムでは、消費者金融のCMについて視聴者がどう感じているか、そしてその印象が利用意欲にどのように影響するかを明らかにするため、独自アンケートを実施しました。本記事ではその結果をもとに、「記憶に残るCM」「好印象を与えた要因」「行動につながらない理由」まで、リアルな声とともに深掘りしていきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
金子賢司FP事務所:消費者金融CMの印象は?好感は多数でも申込みはたった8%だった理由とはについてまとめました
今回のアンケート調査では、消費者金融のCMに好印象を持つ人は多数いるものの、実際の申し込みにはほとんど結び付いていないことが明らかになりました。CMの演出力は高く評価されていますが、借金に対する不安感や申し込みの通過可能性への不安が、利用に踏み切れない主な要因だと考えられます。
企業側としては、視聴者に良い印象を与えるだけでなく、現実の金融サービス利用に結び付けていくための工夫が求められるでしょう。単に面白いCMを流すだけでなく、申し込みの実現可能性や収支への不安を和らげるような情報提供や、フォローアップ体制の強化なども検討する必要がありそうです。
消費者の心理的ハードルを下げ、CMの印象を利用行動につなげていくことが、今後の消費者金融業界の課題と言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000157680.html