ニュースの要約
- 日本政策金融公庫が初の「民間協調支援型資本性ローン」により、物流DXスタートアップの株式会社knewit社を支援
- 名古屋銀行と愛知県信用保証協会も協調して支援を行った
- サプライチェーンのDX化を推進するknewitの事業に対し、融資による支援が実現
概要
日本政策金融公庫国民生活事業は、名古屋銀行及び愛知県信用保証協会と連携し、荷主企業におけるサプライチェーンのDXを推進する株式会社knewitへ協調融資を実施しました。
これは日本公庫の国民生活事業において全国初となる「民間協調支援型資本性ローン」による支援で、名古屋銀行はクライアントの事業計画書の策定支援を行い、融資の実行を担当しました。また、愛知県信用保証協会の保証制度を活用することで、この協調融資を実現しています。
株式会社knewit は、人手に依存したサプライチェーンの管理手法や非効率を、テーラーメイド型システム「ニューイット」で解消し、業務フローのデジタル化を促進するスタートアップです。クライアントの既存システムと接続し部分的な導入も可能であるため、サプライチェーンの再設計を一気通貫でサポートできる点が強みとなっています。
今回の協調融資は、3者が連携して行った取り組みの成果であり、今後も日本公庫、名古屋銀行、愛知県信用保証協会は定期的なオフィスアワーを開催しながら、イノベーションの担い手であるスタートアップの創出や成長を支援していく予定です。
編集部の感想
編集部のまとめ
物流DX:株式会社knewit、「民間協調支援型資本性ローン」により物流DXスタートアップを協調支援についてまとめました
今回の事例は、日本政策金融公庫が初めて実施した「民間協調支援型資本性ローン」による支援で、物流DXを推進するスタートアップ企業の株式会社knewit社を、地域金融機関と信用保証協会が協調して支援したものです。
日本公庫は国民生活事業における全国初の取り組みとして、名古屋銀行はクライアントの事業計画策定を支援し、愛知県信用保証協会の保証制度を活用することで、knewitに対する協調融資を実現しました。
株式会社knewit は、人手に依存したサプライチェーン管理の非効率を解消し、DX化を推進するテーラーメイド型システム「ニューイット」を提供するスタートアップです。クライアントの既存システムとの接続が可能な同製品は、サプライチェーンの再設計をワンストップで支援できることが特長となっています。
このように、公的機関と金融機関が連携して、イノベーションの担い手であるスタートアップの創出や成長を後押ししていくことは、日本のDX化を加速させる上で非常に重要な取り組みだと考えられます。今後も各機関が協力しながら、このような支援活動が継続されることを期待したいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000112491.html