ニュースの要約
- 2025年度新入社員の65.4%が「今の会社で働き続けたい」と回答し、過去12年間で最大の割合
- 勤続意向者は「チーム一丸で取り組む仕事」「楽しく、やりがいのある仕事」を、離職意向者は「給与が上がる仕事」「自身のペースでやり切れる仕事」を求める
- 新入社員が今の会社で働き続けたい条件として「職場の人間関係」「高い給与・賞与」が6割を超えトップ
概要
株式会社ALL DIFFERENT(オールディファレント)とラーニングイノベーション総合研究所は、2025年3月25日~4月24日の期間で、2025年入社の新入社員3,933人を対象に「新入社員意識調査」を行いました。
この調査では、新入社員の勤続意向に焦点を当て、新入社員が「この会社で長く働き続けたい」と考える仕事や職場の条件について探りました。
編集部の感想
新入社員の6割以上が「今の会社で働き続けたい」と回答したのは明るい材料ですね。人手不足に悩む企業にとっては、定着の改善につながる可能性がありそうです。
仕事に対する価値観の違いが見られたのは興味深いです。会社側は新入社員の志向性を理解し、それぞれのニーズに合わせたサポートをすることが重要だと感じました。
給与面と人間関係の重要性が浮き彫りになったのは、基本的なニーズを抑えることの大切さがうかがえます。入社初期の環境づくりに力を入れることが定着につながりそうです。
編集部のまとめ
PR TIMES:6割以上の新入社員「今の会社で働き続けたい」と回答、12年間で最大の割合についてまとめました
この調査結果から、2025年度の新入社員の6割以上が「今の会社で働き続けたい」と考えていることがわかりました。この割合は過去12年間で最も高いものとなっています。
また、勤続意向のある新入社員と離職意向のある新入社員では、取り組みたい仕事の内容に違いが見られました。前者は「チーム一丸で取り組む仕事」「楽しく、やりがいのある仕事」を、後者は「給与が上がる仕事」「自身のペースでやり切れる仕事」を求める傾向にあります。
さらに、新入社員が今の会社で働き続けたい条件としては、「職場の人間関係」「高い給与・賞与」が6割を超えてトップに挙がっています。人間関係の良さと金銭的な待遇が、新入社員の定着に大きな影響を与えていることがうかがえます。
企業は新入社員の志向性を理解し、ニーズに合わせたサポートを行うことで、早期離職の防止につなげていくことが重要だと考えられます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000239.000005749.html