FSGカレッジリーグ×星総合病院：地域のWell-being実現へ包括連携協定を締結

ニュース

2025.06.21

ニュースの要約

福島県郡山市のNSGグループが運営するFSGカレッジリーグと、同じく郡山市に拠点を置く星総合病院が、2025年5月31日に包括連携協定を締結しました。

この協定では、双方の資源を活かし、医療・福祉・子育て・スポーツなど様々な分野で人材育成に取り組み、地域の発展に寄与することを目的としています。具体的には、全国でも例の少ない「赤ちゃん食堂」の開設や、モノづくりイベントの開催、インターンシップなどを行う予定です。

星総合病院の星北斗理事長は、「この施設を活用し、地域で学び、働き、地域の守り手となる人材を育成していきたい」と述べ、FSGカレッジリーグの増子常務理事は、「赤ちゃん食堂」や「おしごと体験イベント」などを通じて、地域のWell-being実現を目指すと述べています。

今回の包括連携協定は、教育機関と医療機関がコラボレーションし、地域課題の解決と人材育成を両立させようとする取り組みです。

特に注目されるのが、全国でも導入例が少ない「赤ちゃん食堂」の企画です。子育て世代を支援し、地域のWell-beingの向上につなげていく狙いがあります。

また、インターンシップやモノづくりイベントなど、学生の実践的な職業教育にも力を入れていく方針です。地域に貢献する人材を育成し、地域の活性化につなげていこうとしています。

地域の課題に真摯に向き合い、多様な主体と連携して解決策を見出していく取り組みは、ローカルな課題に取り組む上で参考になるモデルケースといえるでしょう。