ニュースの要約
- 台湾の大手エンジニアリング企業MICと住友商事マシネックスが、新会社を設立して半導体工場向けのファシリティエンジニアリング事業を行う
- 新会社は MICのエンジニアリング力と住友商事グループのサプライチェーンとパートナーネットワークを活かし、事業展開を目指す
- 新会社の設立は2025年中を予定しており、関係当局の許認可を得ることが条件となっている
概要
台湾の大手エンジニアリング企業であるMarketech International Corporation(MIC)と、住友商事マシネックス株式会社(SMX)は、国内の半導体を中心とした工場ファシリティのエンジニアリング及び資機材・設備の供給、ファシリティマネジメントを行なう新会社の設立に関する合弁契約書を締結しました。
MICは台湾を中心に、中国やASEAN、米国、欧州でも事業を展開しており、ハイテク産業向けの設備エンジニアリング、ハイテク機器の販売・代理店業務に加え、システムインテグレーション及び技術サービスも提供しています。
新会社は、MICの総合エンジニアリング力とSMX及び住友商事グループが持つ国内のサプライチェーンやパートナーネットワークといった両者のリソースを掛け合わせることで事業展開を目指していきます。また、新会社の設立は2025年中を予定しており、新会社の設立及び事業開始は、関係当局の許認可の取得等を条件としています。
編集部の感想
編集部のまとめ
ファシリティエンジニアリング事業:台湾大手エンジニアリング企業MICと半導体工場向けファシリティエンジニアリング事業を行う新会社の設立に関する合弁契約を締結についてまとめました
今回の発表は、台湾の大手エンジニアリング企業MICと日本の住友商事マシネックスが、半導体工場向けのファシリティエンジニアリング事業を行う新会社を設立するという内容です。
MICは台湾を中心に海外展開を進めており、ハイテク産業向けの設備エンジニアリングや、システムインテグレーション、技術サービスなどを提供しています。一方の住友商事マシネックスは、日本国内でプラント、工作機械、半導体製造装置などの販売を手がけています。
両社が持つ強みを組み合わせることで、より強力な半導体工場向けのファシリティソリューションを提供できると期待されます。特に、MICの総合エンジニアリング力と、住友商事グループの国内のサプライチェーンやパートナーネットワークが生かされそうです。
新会社の設立は2025年中を予定しており、関係当局の許認可を得ることが条件となっています。日台企業のコラボレーションにより、今後の事業展開が注目されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000122547.html