ニュースの要約
- 株式会社QPS研究所が小型SAR衛星「スサノオ-I」の初画像を公開
- 分解能46cmの高精細モードの観測に成功
- 熊本の阿蘇山、カリフォルニアのディズニーランド、京都の寺社仏閣などが撮影された
概要
株式会社QPS研究所は、2025年4月10日(木)に、同社が開発した小型SAR衛星「スサノオ-I」の初画像(ファーストライト)を公開しました。
「スサノオ-I」は、QPS研究所が北部九州を中心とした25社以上のパートナー企業と共同で開発したもので、2025年3月15日に打ち上げられ、軌道投入に成功しました。同衛星は、通常モードの分解能1.8mと、高精細モードの分解能46cmの観測が可能です。
今回公開された画像は、阿蘇山、ディズニーランド、京都の寺社仏閣などが撮影されており、高精細な画質が確認できるものとなっています。QPS研究所は、今後さらにこの打ち上げペースを加速させていく予定で、コンステレーションの構築に向けて着実に歩みを進めていくとのことです。
編集部の感想
編集部のまとめ
「スサノオ-I」:2025年4月10日(木)QPS研究所の小型SAR衛星9号機による初画像(ファーストライト)を公開についてまとめました
今回のニュースは、QPS研究所が小型SAR衛星「スサノオ-I」の初画像を公開したことが大きなポイントです。同社は九州を中心に25社以上ものパートナー企業と協力しながら、高性能な小型衛星の開発に取り組んでおり、今回公開された画像からもその技術力の高さが感じられます。
特に注目なのは、分解能46cmという高精細なスポットライトモードの観測に成功したことです。阿蘇山やディズニーランド、京都の寺社仏閣など、国内外の有名な観光地の様子が鮮明に捉えられた画像は、QPS研究所の技術力を伺わせるものとなっています。
同社は今後ペースを加速させながら、衛星の打ち上げを続けていく予定で、最終的にはコンステレーションの構築を目指しています。高度な技術力を備えた小型衛星が次々と上がっていくこの動きは、今後の宇宙開発分野における重要なトピックの1つになるかもしれません。今後の同社の取り組みにも注目していきたいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000049970.html