ニュースの要約
- 矢崎総業が富士通アイ・ネットワークシステムズの株式を100%取得し、グループ会社化
- 両社のシナジー効果として、製造・商流の融合、全国対応の営業・物流体制、遠隔検針サービスの拡充、自動車関連技術への展開を狙う
- 富士通アイ・ネットワークシステムズの社名を「矢崎ネットワークシステムズ」に変更する予定
概要
矢崎総業株式会社は、ネットワーク関連製品を製造・販売する富士通アイ・ネットワークシステムズ株式会社の全株式を取得し、グループ会社化することを発表しました。
両社が持つ強みを活かし、製造・商流の融合、全国対応の営業・物流体制の構築、遠隔検針サービスの拡充、自動車関連技術への展開など、さまざまなシナジー効果を狙っています。
また、富士通アイ・ネットワークシステムズの社名を「矢崎ネットワークシステムズ株式会社」に変更する予定とのことです。同社は1943年に設立され、PBX/IP-PBX、ルーター/スイッチ、スマートメーター用通信ユニットなのネットワーク関連製品の製造・販売を手がけています。
編集部の感想
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エネルギー業界の大手矢崎総業が、ネットワーク機器メーカーのFINETを傘下に収めるのは非常に興味深い動きですね。
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製造・商流の融合や全国規模の物流体制の強化など、両社の強みを活かした施策が期待できそうです。
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特にスマートメーター分野での連携が進めば、遠隔検針サービスの高度化などにつながるかもしれません。
編集部のまとめ
富士通アイ・ネットワークシステムズ株式会社:矢崎総業株式会社が株式取得に関するお知らせについてまとめました
今回の発表は、エネルギー関連企業の矢崎総業が、ネットワーク機器メーカーのFINETを傘下に収めるという、エネルギーとICTの分野を融合させる取り組みだと言えます。
両社が持つ強みを活かした製造・商流の連携や、全国規模の営業・物流体制の構築、さらにはスマートメーター関連サービスの高度化など、シナジー効果が期待されます。
特に、カーボンニュートラルの流れの中で、電力・ガスメーターのスマート化が加速する中、この買収によって両社がより強固な事業基盤を築くことができるのではないでしょうか。今後の両社の連携と新サービスの展開に注目が集まりそうです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000101378.html