ユーグレナ:ユーグレナ社、マレーシア商業プラントへの15%出資が完了

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ニュースの要約

  • ユーグレナ社がマレーシアにおけるバイオ燃料製造プラントに対し、15%の出資比率を確保した
  • 同プラントの年間バイオ燃料製造能力は最大約72.5万KLとなり、ユーグレナ社は年間約10万KLを取り扱うことが可能
  • ユーグレナ社は藻油の大規模・低コストの培養技術確立にも注力し、2030年代前半の商業生産開始を目指している

概要

株式会社ユーグレナは、マレーシアにおいてPETRONAS Mobility Lestari Sdn Bhd(PETRONAS社の子会社)およびEnilive S.p.A.(Eni社の子会社)と共同で推進するバイオ燃料製造プラントへの出資比率を、2025年7月16日付で15%に引き上げたことを発表しました。

本プラントの製造能力は年間約65万トンの原料処理、およびバイオ燃料(SAF、HVO等)の最大日産1万2,500バレル(年間約72.5万KL相当)となる予定で、アジア最大級のバイオ燃料製造プラントとなる見込みです。ユーグレナ社は本プラントで製造されるバイオ燃料のうち、年間約10万KL相当を取り扱うことが可能となりました。

さらに、ユーグレナ社は2030年代前半のバイオ燃料原料向け微細藻類の商業生産開始を目指して、高密度タンク培養のスケールアップ実証などの研究開発を進めています。これにより、将来的な廃食油不足に備え、藻油などのバイオマス原料の確保を図っています。

編集部の感想

    ユーグレナ社の野心的な取り組みに期待が高まります。バイオ燃料市場の拡大に合わせ、自社の製造能力を確保していく戦略は評価できます。
    藻油の大規模生産技術開発にも注力していることは、原料の安定確保に向けた布石として注目に値するでしょう。
    マレーシアでの大型プラント建設を通じ、国内外のバイオ燃料需要に応えていく姿勢が印象的です。

編集部のまとめ

ユーグレナ:ユーグレナ社、マレーシア商業プラントへの15%出資が完了についてまとめました

ユーグレナ社は、マレーシアにおけるバイオ燃料製造プラントへの出資比率を15%まで引き上げ、年間約10万KLのバイオ燃料を取り扱うことが可能となりました。これは同社のバイオ燃料事業における重要なマイルストーンの達成といえるでしょう。

また、同社は2030年代前半の藻油の商業生産開始を目指し、研究開発にも力を入れています。廃食油の不足が懸念される中、自社で原料の確保を図る取り組みは評価に値します。

ユーグレナ社は、バイオ燃料市場の拡大に合わせて着実に事業を拡大しています。今後の藻油生産技術の進展や、マレーシア工場の稼働などにも注目が集まりそうです。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000686.000036462.html

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