【株式会社イマジナ】：変化に強い組織は「制度」より「空気」をつくっている──今、企業が向き合うべき”内発的動機”

ニュース

2025.07.17

ニュースの要約

株式会社イマジナは、2025年7月16日に高松青年会議所にて「人の可能性の最大化」と「変化に強い組織のつくり方」をテーマに講演を行いました。

講演では、現代の組織に蔓延する「外発的動機づけ」によるマネジメントの限界について指摘されました。「怒られるからやる」「褒められるからやる」といった姿勢では、主体性や学びが生まれず、やがてAIでも代替可能な人材が量産されてしまうと述べられています。

イマジナが提唱するのは、「仕組みで管理する組織」ではなく、「人の可能性に賭ける組織」です。制度や仕組みは重要ですが、それを活かす文化がなければ意味を持ちません。未来に残すべきは、完璧な制度よりも、”変わろうとする人”が活きる風土。その文化こそが、選ばれる組織をつくるという考えが示されました。

イマジナは今後も、企業の内側から変化を起こすインナーブランディング支援を通じて、変化に強く、挑戦し続ける組織づくりに貢献していくとしています。

このプレスリリースでは、企業が人材育成の面で抱える課題と、それを解決するためのアプローチが提示されています。

従来の「外発的動機づけ」に頼る人材マネジメントでは、主体性や学習意欲の喪失を招き、将来的にAIに代替されかねない「指示待ち人材」が生み出されてしまう。そのため、制度や仕組みではなく、社員一人一人の内発的な成長意欲を引き出す「文化」を醸成することが重要だと指摘されています。

この考え方は、企業を超えた人材育成の課題にも通用するものと思われます。今後の組織マネジメントの在り方を考える上で、示唆に富む内容だと評価できるでしょう。