ニュースの要約
- 風評被害治療・予防のパイオニア「ソルナ株式会社」が、日本人投資家で組成されたサーチファンドにより株式を譲渡し、代表交代を伴う事業承継を完了
- 新代表の安宅祐樹氏は、野村證券やボストン コンサルティング グループなどを経て、社会的意義のある中小企業の承継に挑戦してきた人物
- 創業者の三澤和則氏は会長に就任し、新体制のもとでさらなる発展を目指す
概要
ソルナ株式会社は、企業の誹謗中傷や風評被害の治療・予防、採用時の人物健全度調査などを行う「ネットの履歴書」を提供している企業です。
今回、日本人投資家のみで組成された国内初のトラディショナル型サーチファンドである事業承継支援機構合同会社が、ソルナ株式会社の株式を譲り受けることで、代表交代を伴う事業承継が完了しました。
これにより、創業者である三澤和則氏が代表取締役を退任し会長に就任し、後任として安宅祐樹氏が代表取締役に就任しました。
安宅氏は、証券会社やコンサルティングファームでの実務経験に加え、MBA留学や海外での活動を通じて培った視座と人脈を持っており、ソルナをさらに発展させていくことが期待されています。
三澤氏は、ソルナを「企業にも病院を」という想いから立ち上げ、これまで14年間にわたり全国の企業と真摯に向き合ってきたと述べています。
そして、技術革新の加速や海外市場への進出など、ソルナの未来を見据えて、安宅氏に社長を託す決断をしたことを明かしています。
ソルナでは、「ネットの履歴書」を社会に定着させることを目指しており、教育分野や海外市場への進出など、さらなる挑戦を続けていく方針です。
この事業承継により、ソルナはより一層、企業と社会の「安心と信頼」の基盤づくりに貢献していくことが期待されています。
編集部の感想
編集部のまとめ
風評被害治療・予防のパイオニア:ソルナ株式会社、代表交代を伴う事業承継を完了についてまとめました
ソルナ株式会社は、企業の誹謗中傷や風評被害の対策に長年取り組んできた”風評被害治療・予防のパイオニア”です。今回の事業承継により、同社は新たな体制のもとでさらなる発展を遂げていくことが期待されます。
特に注目なのは、新代表の安宅氏が持つ豊富な経験と海外ネットワークを活かし、最先端技術の導入やグローバル展開などに取り組むことです。これにより、ソルナが単なる「風評対策の会社」から、企業のブランド価値向上に貢献できる企業へと進化していくことが期待できそうです。
また、同社が目指す「ネットの履歴書」の社会実装は、時代のニーズに合致した革新的なサービスだと評価できます。企業の採用活動や個人のキャリア形成において、SNSなどのネット上の情報は重要な要素となりつつあるからです。ソルナが、この分野をさらに深耕していくことで、企業と個人双方にとって有益なソリューションを提供していくことが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000156672.html