ニュースの要約
- ダイヤル・サービスとかんざしが、視覚・聴覚障がい者向けのスマホアプリ開発で基本合意
- 体温計の温度確認や救急車との通話など、日常生活の課題を解決するサービスを提供予定
- 障がい者の費用負担を抑えるため、自治体や企業への採用促進やスポンサー企業の募集を行う
概要
1969年設立の「赤ちゃん110番」や「子ども110番」などのパイオニアであるダイヤル・サービス株式会社と、旅館・ホテル、HR、観光事業を手掛けるかんざしは、視覚・聴覚障がい者向けのスマホアプリ開発とサービス提供について、2025年7月18日付で基本合意しました。
当面は、視覚障がい者向けにスマホカメラを使ったオペレーターによる道案内や買い物支援、食品の賞味期限確認などを提供します。また、聴覚障がい者には、手話通訳士によるリモート手話通訳サービスを提供する予定です。
これらのサービスを障がい者の費用負担を抑えるべく、自治体や宿泊施設、鉄道事業者などへの採用を働きかけるとともに、趣旨に賛同する企業にもスポンサー参加を呼びかけていきます。将来的には、他の障がい種別や高齢者へのサービス拡大も予定しています。
編集部の感想
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視覚・聴覚障がい者の生活をより便利に改善できる、素晴らしい取り組みだと思います。
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スマホが中心になるこのアプリなら、使いやすさと利便性が高そうですね。
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障がい者の方々の生活を支援するだけでなく、社会全体の共生につながる取り組みだと評価できます。
編集部のまとめ
スマホで解決!:視・聴覚障がい者の「体温計が見えない」「救急車と話せない」を支援する新アプリ開発についてまとめました
ダイヤル・サービスとかんざしが手を組み、視覚・聴覚障がい者の日常生活における課題を解決するスマホアプリの開発に取り組むことは、大変意義深い取り組みだと言えます。
体温計の温度確認や救急車との通話など、障がい者の方々が直面する深刻な問題に対して、スマートフォンを活用した支援サービスを提供していくことは、社会的包摂の実現に向けて重要な一歩と言えるでしょう。
また、自治体や企業への働きかけによって障がい者の利用料金を抑えようとする取り組みは、ユーザーの実情に寄り添った配慮があり、高く評価できます。今後は他の障がい種別や高齢者への展開も期待できそうです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000062127.html