ニュースの要約
- Shippioと協和海運が、「日本DX大賞2025」の「事業変革部門」で大賞を受賞
- 老舗通関事業者と新興企業のコラボレーションにより、通関業務の生産性を6倍向上
- 顧客への提供価値も向上し、期日遵守やトラブル削減などに効果を及ぼした
概要
通関は海外とのモノのやり取りである貿易において欠かせない手続きであり、高い専門性と緻密さが求められます。
現在、越境ECの興隆等に伴い輸出入量が増える中、国家資格を要する通関士の数は横ばいという状況で生産性向上は喫緊の課題となっています。
そこでShippioと協和海運は互いのもつ強みを活かしあい、DXによる業務効率化、働き方改革、顧客への提供価値向上を推進してきました。
その結果、6倍に増えた取扱量を変わらない従業員数で完結できる生産性向上を実現しただけでなく、DXで従業員同士の業務状況の把握や共有が円滑になり属人化が解消され、期日遵守、トラブル削減といった顧客提供価値の向上にまで効果を及ぼしています。
このたび、その取り組みが評価され、「日本DX大賞2025」の「事業変革部門」で大賞を受賞しました。
Shippioは今秋には、AIを活用した新たな通関プロダクトの提供を予定しており、「国際物流を、アドバンストに」というビジョンの実現に向け、これからも挑戦を続けていきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
Shippio:協和海運が日本DX大賞2025「事業変革部門」で大賞を受賞!についてまとめました
このたび、Shippioと協和海運の共同プロジェクトが、「日本DX大賞2025」の「事業変革部門」で大賞を受賞したことは、大変意義深いと言えるでしょう。
通関業務は貿易にとって欠かせない重要な業務ですが、これまで技術革新の波に乗り遅れがちでした。今回の取り組みは、老舗企業とスタートアップのコラボレーションにより、デジタル技術を最大限に活用し、生産性と顧客価値を大幅に向上させた先進的な事例といえます。
業界全体の DX 化を牽引する同社の挑戦は、今後の動向にも大きな注目が集まるでしょう。特に、AI を活用した新サービスの展開にも期待が高まります。本取り組みが、通関業界のみならず、物流分野の DX 化を加速させることを期待しています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000134.000025761.html