ソーシャルファイナンス・フレームワーク:民間版の世界銀行を目指す五常・アンド・カンパニー、初のソーシャルファイナンス・フレームワークを策定

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ニュースの要約

  • 五常・アンド・カンパニーが初のソーシャルファイナンス・フレームワークを策定
  • 国際資本市場協会の定義に基づき、債券・ローンおよびエクイティ調達に対応
  • ISS Corporate Solutionsによる外部レビューを取得し、適格性を評価

概要

五常・アンド・カンパニー株式会社は、当社が実施する社会的インパクトの創出を目的とした資金調達活動の枠組みとして、ソーシャルファイナンス・フレームワークを策定しました。

本フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)の「ソーシャルボンド原則(SBP)2023」および、Loan Market Association(LMA)、Loan Syndications and Trading Association(LSTA)、Asia Pacific Loan Market Association(APLMA)による「ソーシャルローン原則(SLP)2023」に沿って設計されており、それらに共通で定められた4つの要素(1. 調達資金の使途、2. プロジェクトの評価と選定プロセス、3. 調達資金の管理、4. レポーティング)を満たす内容となっています。

また、本フレームワーク策定にあたり、第三者評価機関であるISS Corporate Solutions, Inc.(ISS)よりICMAの定義に基づく外部レビューを受け、適格性の評価を取得しています。本フレームワークは、債券・ローンおよびエクイティ調達に対応し、社会的インパクトの創出と透明性ある資金調達の基盤を確立するものです。

編集部の感想

  • 金融包摂の推進を通じて社会的価値を創出していく五常・アンド・カンパニーの取り組みが注目されますね。
  • ICMA、LMA、LSTA、APLMAなど国際的な基準に準拠したフレームワークの策定は、透明性と信頼性の高い資金調達を実現できそうです。
  • ISS Corporate Solutionsによる外部レビューの取得は、ソーシャルファイナンスの実現にあたって重要なポイントだと感じます。

編集部のまとめ

ソーシャルファイナンス・フレームワーク:民間版の世界銀行を目指す五常・アンド・カンパニー、初のソーシャルファイナンス・フレームワークを策定についてまとめました

五常・アンド・カンパニーは、包摂的な金融サービスの提供を目的とした資金調達活動に対し、社会的インパクトとの関連性の明確化と透明性の向上を目指して、初のソーシャルファイナンス・フレームワークを策定しました。

本フレームワークは、ICMA、LMA、LSTA、APLMAといった国際的な基準に準拠しており、債券・ローンおよびエクイティ調達に対応することで、多様な金融商品によるソーシャルファイナンスが可能となります。

また、ISSによる外部レビューの取得により、ソーシャルボンド原則およびソーシャルローン原則の4要素が含まれていることが確認されており、五常のミッションとの高い整合性も評価されています。

今回の取り組みは、民間版の世界銀行を目指す五常・アンド・カンパニーが、金融包摂を通じた社会的価値の創出を加速させていく上で重要な一歩といえるでしょう。今後の展開にも注目が集まりそうです。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000048303.html

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