サステナビリティレポート2025:佐賀の異業種11社で挑むカーボンニュートラル、CO2の削減量は368t・カーボンオフセットの実績は885t超

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ニュースの要約

  • 佐賀の異業種11社が協同組合「SAGA COLLECTIVE」を結成し、カーボンニュートラルに取り組んでいる
  • 3年間で CO2 排出量を 22.8% 削減し、885.8t のカーボンオフセットを実現している
  • 異業種連携の取り組みが評価され、環境大臣賞などを受賞している

概要

佐賀市に拠点を置く SAGA COLLECTIVE 協同組合が、3回目となる年次サステナビリティレポートを公開しました。

2021年度より10業種11社が一丸となりカーボン・ニュートラルに取り組み、これまでのCO2の削減量は368t、カーボン・オフセット実績は885.8tに到達しています。カーボン・オフセットには地元の自然吸収系のカーボンクレジットを活用し、佐賀の事業者が排出したCO2を地元の自然で吸収する循環モデルを確立しています。

11社のうち7社はScope1,2の全量をカーボン・オフセットした、カーボン・ニュートラルな会社になっています。また、丸秀醤油がScope3を初算定し、醤油粕の飼料化によりCO2を大幅に低減する取り組みを進めています。さらに、徳永製茶は中小企業版SBTを取得し、Scope1,2の排出量削減計画を立てています。

異業種連携の取り組みが評価され、グリーン購入大賞 大賞・環境大臣賞、脱炭素チャレンジカップ 環境大臣賞、グッドデザイン賞を受賞しています。また、企業や行政の方々が関心を寄せ、講演や現地視察の受け入れも相次いでいます。

2025年6月には、環境省の「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業(地域人材育成支援)」に採択され、地域の担い手育成にも着手しています。

編集部の感想

  • 地域の伝統産業が一丸となってカーボンニュートラルに取り組んでいるのが印象的です
  • 地元の自然を活用したカーボンオフセットの仕組みが素晴らしいと思います
  • 様々な賞を受賞していることから、取り組みの成果が認められていることがわかります

編集部のまとめ

サステナビリティレポート2025:佐賀の異業種11社で挑むカーボンニュートラル、CO2の削減量は368t・カーボンオフセットの実績は885t超についてまとめました

今回の報告では、佐賀の異業種11社が協同組合 SAGA COLLECTIVE を結成し、カーボンニュートラルに取り組んでいる様子が詳しく紹介されています。3年間で CO2 排出量を約23%削減し、885.8tものカーボンオフセットを実現するなど、着実な成果を上げていることが分かります。

特に印象的なのは、地元の自然吸収系カーボンクレジットを活用したカーボンオフセットの取り組みです。単なる金銭的な対策にとどまらず、地域と一体となった循環型のモデルを構築している点は高く評価できます。また、異業種連携の取り組みが評価され、複数の賞を受賞していることからも、その先進性が認められていることが分かります。

今後は、サプライチェーン全体での排出量管理や、地域の担い手育成にも着手するなど、さらなる展開が期待できそうです。業界の垣根を越えて地域全体で環境課題に取り組む、このような事例は他の地域にも広がっていくことが望ましいと思います。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000129983.html

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