ニュースの要約
- メドメイン株式会社がベトナムの主要医療機関とAI活用・病理診断のデジタル化に向けてMOUを締結
- ベトナムでは病理診断の需要が急増しているが、専門医不足や地域間格差が課題となっている
- メドメインの「PidPort」を通じて病理画像のデジタル化とAIによる診断支援を行い、医師の負担軽減と診断の質の向上を図る
概要
メドメイン株式会社はこのたび、ベトナムのバクマイ病院、E病院、タイグエンA病院との間で、デジタル病理支援および医療AI活用に関する包括的業務提携の覚書（MOU）を締結しました。
ベトナムでは近年、がんをはじめとする非感染性疾患の増加に伴い、病理診断の需要が急増しています。しかし、専門医の不足や地域間の医療格差が課題となっており、高精度かつ迅速な病理診断体制の構築が求められています。
このような背景を受け、メドメインは「PidPort」を通じて、病理画像のデジタル化とAIによる診断支援を行うことで、医師の負担軽減と診断の質の向上を図ります。今回のMOU締結により、ベトナム国内での技術導入・トレーニング・共同研究の推進が期待されます。
今後は、実証導入の結果をもとに、他の医療機関や大学・研究機関とも連携し、ベトナム全土での「PidPort」展開を目指します。また、医療人材の育成を支援する研修プログラムの開発や、ベトナム国内の診療ガイドラインとの整合性を踏まえたAIモデルの最適化にも取り組んでいきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
メドメイン：ベトナムの主要医療機関とAI活用・病理診断のデジタル化に向けたMOUを締結についてまとめました
今回のニュースは、メドメイン株式会社がベトナムの主要医療機関とAI活用・病理診断のデジタル化に向けたMOUを締結したというものです。
ベトナムでは近年、がんをはじめとする非感染性疾患の増加に伴い、病理診断の需要が急増しているものの、専門医不足や地域間格差などの課題を抱えています。メドメインは、自社のデジタル病理支援システム「PidPort」を活用し、病理画像のデジタル化とAIによる診断支援を行うことで、医師の負担軽減と診断の質の向上を目指しています。
今回のMOU締結により、ベトナム国内での技術導入・トレーニング・共同研究の推進が期待されます。今後は他の医療機関や研究機関とも連携しながら、ベトナム全土での「PidPort」展開を目指すとともに、医療人材の育成支援やAIモデルの最適化にも取り組む計画です。
メドメインのAI技術を活用したデジタル化の取り組みが、ベトナムの医療現場における課題解決に貢献できることを期待したいですね。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000034505.html
