ニュースの要約
- 逗子市商工会が「コワーキングスペース」をオープンする
- 地域事業者とリモートワーカーなどの”共創の場”を目指す
- 8月5日に愛称発表とオープン披露会を開催
概要
逗子市商工会は、2025年9月1日よりコワーキングスペースをオープンする
ことを発表しました。これに先立ち、8月5日(火)には本施設の愛称発表と
お披露目会を開催します。また、プレオープン期間中の8月6日(水)~29日(金)
はいつでも自由に見学やお試し利用が可能です。
本取り組みの背景には、コロナ禍を契機にテレワークやオンラインビジネスが
普及し、逗子市への転入者が増加したものの、リモートワーカーやデジタル
ノマドといった多様なスキルを持つ人材が地域で埋もれてしまうという課題
があります。この課題を解決するため、様々な成熟段階の地域事業者と地域
に埋もれた専門スキルを持つリモートワーカーやデジタルノマドに、仕事と
交流の場を提供することで、『誰かの不得意は誰かの得意』という理念のも
と、互いの経営資源を補完し合い、課題解決やイノベーションを創出する
『共創の場』を目指します。
本施設の特徴としては、シェアオフィス(自由席・固定席)・レンタルスペース・
交流機能・マッチング機能・創業支援・カフェ機能などを備えるほか、従来
の競争型ではなく、課題などを共有することで多様な支援者と共創し高め
合う「共創型ビジネスコンテスト」の実施などが挙げられます。
期待される効果としては、これまで商工会では接点の持てなかったリモート
ワーカーやデジタルノマド人材の発掘、事業者間連携の促進による小規模
事業者の経営資源の補完、地域経済の循環強化による逗子市の賑わいと活
性化への貢献、創業スクール卒業生の継続支援などが考えられています。
今後の展開としては、本コワーキングスペースを早期に軌道に乗せ、支援
メニューや交流機能をさらに充実させるとともに、一階のレンタルスペー
スに併設されたキッチンの新たな活用方法を積極的に模索し、魅力ある施
設にすることで、事業者が自然と”繋がっていく”ような施設を目指していく
とのことです。
編集部の感想
編集部のまとめ
コ商工会ワーキングスペース:誰かの不得意は誰かの得意!市の遊休公共資産を活用し仕事を生み出す場を創出!!コ商工会ワーキングスペースお披露目会&愛称発表!!についてまとめました
今回の取り組みは、地域の遊休資産を有効活用して新しい仕事を生み出す場を
創出するというユニークな試みです。コロナ禍を背景に増加しているリモート
ワーカーやデジタルノマドといった多様な人材と、地域の事業者を”共創”で結び
付けることで、お互いの強みを活かし合い、地域経済の活性化につなげていく
狙いがあります。
特に注目なのは、従来の競争型ではなく、共創型のビジネスコンテストを実施
するという点です。これにより、単なる賞金獲得を目的とするのではなく、課
題解決に向けた協働が期待できそうです。また、オープン後の展開としても、
施設の魅力向上や交流機能の強化など、創造的な取り組みが予定されており、
非常に興味深いプロジェクトだと感じました。
地域の遊休資産の有効活用と、多様な人材の掘り起こし・活躍の場の創出と
いった点で、他の地域にとっても参考になる先進事例だと思います。今後の
展開にも大いに期待したいですね。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000166822.html