ニュースの要約
- ちゅうぎんキャピタルパートナーズが、新設した「ちゅうぎんインフィニティファンド3号」により、株式会社WAKUの第三者割当増資を引き受けた
- WAKU社は、グルタチオンを活用した高機能農業資材の開発を行っており、気候変動の影響に強い農作物の安定供給に貢献することが期待されている
- ちゅうぎんグループは、地域社会の発展に寄与するスタートアップへの出資を通じて、起業家たちのチャレンジを後押ししていく
概要
ちゅうぎんキャピタルパートナーズは、2025年6月に新設した「ちゅうぎんインフィニティファンド3号」において、株式会社WAKUの第三者割当増資を引き受けた
WAKU社は、植物の光合成促進機能や生育向上機能を持つ「グルタチオン」を活用した肥料開発を行っている企業です。同社の開発する肥料は、従来の肥料と比べて猛暑や異常気象といった過酷な環境下でも農作物の健全な成長を促し、安定供給を実現できる可能性があるとされています。
全国各地の農家との実証実験が既に始まっており、気候変動の影響によりコメや農作物の収量が大きく減少する中、効率性を高めつつコスト削減に取り組む農家にとって、WAKU社の存在がますます重要になってくることが期待されています。また、日本国内だけでなく、気候課題を抱える世界各国での需要も見込まれることから、WAKU社は日本発のグローバルスタートアップとしての事業展開も検討しています。
ちゅうぎんグループでは、地域にイノベーションと新しい価値を届けてくれるスタートアップに対する出資を通じて、起業家たちのチャレンジを後押ししていくとしています。
編集部の感想
編集部のまとめ
ちゅうぎんインフィニティファンド3号:株式会社WAKUに対する追加出資決定についてについてまとめました
今回の発表は、ちゅうぎんキャピタルパートナーズが設立した「ちゅうぎんインフィニティファンド3号」が、株式会社WAKUに対して追加の出資を行った内容です。WAKU社は、グルタチオンという植物の成長を促す成分を活用した高機能な農業資材の開発に取り組んでおり、気候変動の影響が深刻化する中で、安定的な農作物の供給に貢献することが期待されています。
ちゅうぎんグループは、地域に新しい価値を生み出すスタートアップの挑戦を後押ししていく姿勢を示しており、WAKU社への出資はその一環として位置づけられます。農業分野におけるイノベーションの創出は重要な課題の一つであり、WAKU社の製品が広く普及し、持続可能な農業の実現につながることを期待したいところです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000548.000068743.html