ニュースの要約
- 熊本のソウルフード「塩山の南関あげ」を製造・販売する塩山食品が、自社で排出した廃食用油からつくられたバイオディーゼル燃料を配送トラックに使用する。
- バイオエネルギー九州株式会社が製造する高純度バイオディーゼル燃料「くまエネ」を使用することで、カーボンニュートラルの取り組みを推進する。
- 廃食用油の排出事業所として、その廃食用油を利用したバイオディーゼル燃料を使用し、配送トラックを運行するという地域内のエネルギー循環システムを創出する。
概要
熊本のソウルフード「塩山の南関あげ」を製造、販売する塩山食品株式会社は、南関あげを揚げる際に使用した食用油を活用し、バイオディーゼル燃料を製造したことを発表しました。
これまで、使用済みの廃食用油はバイオエネルギー九州株式会社へ供給していましたが、このたび自社の配送トラックの燃料としても使用することで、カーボンニュートラルの取り組みを推進することとなりました。
バイオエネルギー九州株式会社が製造する高純度バイオディーゼル燃料「くまエネ100」は、同社が県内各地から集めた廃食用油から製造されています。塩山食品は、この「くまエネ5.0」を配送トラックの燃料として使用し、ディーゼル車に対して軽油同等の燃料として使用することができます。
廃食用油の排出事業所として、その廃食用油を利用したバイオディーゼル燃料を使用し、配送トラックを運行するという地域内のエネルギー循環システムを創ることで、カーボンニュートラルの取り組みを推進していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
「塩山の南関あげ」:熊本のソウルフードを活用し、自社のバイオディーゼル燃料を使用してカーボンニュートラルに取り組む塩山食品についてまとめました
熊本のソウルフード「塩山の南関あげ」を製造・販売する塩山食品は、自社で排出した廃食用油から製造したバイオディーゼル燃料を配送トラックの燃料として使用することで、カーボンニュートラルの取り組みを推進しています。
地域の資源を循環させ、持続可能な事業活動を行うという姿勢は高く評価できます。特に、地域とのつながりを大切にしながら、環境配慮型の取り組みを実践している点は注目に値します。
熊本のソウルフードである「塩山の南関あげ」を全国に広めるとともに、自社の廃食用油を活用したバイオディーゼル燃料の使用によるカーボンニュートラルの実現は、地域に根差した企業としての姿勢が感じられる取り組みだといえるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000157272.html