ニュースの要約
- 東証がシンガポールで中小型株の海外IRイベントを開催した
- 上場企業経営者と在シンガポールの投資家が直接対話できる機会を提供した
- 参加した企業や投資家から好評を得たという報告がされている
概要
東京証券取引所(東証)は、近年上場会社のIR活動が活発になっている中で、上場会社から「海外IRにチャレンジしてみたい」、「海外投資家と対話をしてみたい」というニーズを受け、中小型株の海外IRイベントを開催しました。
本イベントは、東証シンガポール支店が主催し、三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社の協賛のもと、「TSE Corporate Day 2025」として実施されました。シンガポールで開催された本イベントでは、アステリア、サーバーワークス、HENNGE、SM ENTERTAINMENT JAPAN、ヌーラボの5社の経営者が、在シンガポールの機関投資家約15名に対してプレゼンテーションと1on1のIRを行いました。
経営者による直接のプレゼンテーションと投資家との対話の場を設けたことで、投資家からは経営者の熱意に対する高い評価が寄せられたほか、参加した上場企業からも「海外IRは初めてだったが確かな手ごたえを感じた」といったポジティブな声が聞かれたと報告されています。
また、本イベントと並行して開催された「J-Entrepreneur Meetup 2025」では、在シンガポールの起業家や日系企業関係者も交えた業界関係者との意見交換やビジネス交流も活発に行われたと記載されています。
東証では、今後も上場会社のIR活動をサポートする施策を検討・推進していくとしています。
編集部の感想
編集部のまとめ
東証:中小型株の海外IRイベントをシンガポールで開催しました!についてまとめました
今回の東証によるシンガポールでの中小型株の海外IRイベントは、上場企業と海外投資家の直接対話の機会を設けるという点で大変意義のある取り組みだと思います。
上場企業の経営者が英語でプレゼンテーションを行い、投資家との1on1での対話を行えたことは、企業にとっても貴重な経験になったのではないでしょうか。また、参加した投資家からも経営者の熱意に対する高い評価が得られたことから、この取り組みは成功裏に実施できたと言えるでしょう。
さらに、本イベントと並行して開催された「J-Entrepreneur Meetup 2025」では、在シンガポールの起業家や日系企業関係者との交流も活発に行われたようで、IRとは別の側面での成果も得られたようです。
今後も東証が上場企業のIR活動をサポートしていくことで、企業と投資家の対話がより活発になり、企業価値の向上につながることが期待できます。このような取り組みを通じて、日本企業の魅力が海外にも広く伝わっていくことを期待したいと思います。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000158146.html