“ウェルビーイング空間”：感謝と笑顔が循環するオフィス施策で

ニュース

2025.08.04

ニュースの要約

クウジット株式会社、株式会社オカモトヤ、株式会社Maison Technologyは、2025年5月19日から6月13日にかけて、オフィスにおけるウェルビーイングな空間づくりを目的とした実証実験イベントを実施しました。

本イベントでは、ウェルビーイングの要素を「笑顔」「感謝」「つながり」の3つに定義し、それぞれが相互に作用し合い好循環を生み出す企画として「Thanks Brew-感謝を淹れる」を立案・実施しました。

具体的には、社員がコーヒー(またはお茶)を1人1日1杯無料で飲める期間と、自分のためだけでなく誰かのために感謝メッセージを添えて1杯のコーヒーを淹れて渡すことのできる期間を設定し、効果検証を行いました。

その結果、イベント期間中の笑顔数は統計的に有意に向上し、また感謝の意識についても有意な上昇が見られました。さらに、コーヒーを淹れる際にコミュニケーションが誘発され、笑顔の共起も高まるなど、オフィスのウェルビーイングな空間づくりに効果的であることが示唆されました。

オフィスでの笑顔の量を可視化し、データ分析することで、ウェルビーイングの状態を把握しようという取り組みは面白い。

「感謝」の気持ちを伝えることが、社員の心理的安全性やモチベーションの向上につながるのは興味深い。

単にオフィススペースをつくるだけでなく、そこで起こる人と人とのつながりを大切にする取り組みが重要だと感じた。

今回の実証実験では、オフィスのウェルビーイングな空間づくりの一環として、「笑顔」「感謝」「つながり」の3つの要素に着目した取り組みが行われました。

その結果、社員の笑顔数や感謝の意識が有意に向上したことから、このような施策がオフィスの心理的安全性やモチベーションの向上に寄与することが示唆されました。

特に、コーヒーを通じて感謝の気持ちを伝え合う企画は、単なる設備投資ではなく、人と人とのつながりを生み出すきっかけとなっており、ウェルビーイングな空間づくりには重要な要素だと考えられます。

今後もさまざまな五感を使ったウェルビーイング施策の実践と、データに基づいた検証が期待されます。オフィスを単なる物理的な場所ではなく、社員の心の健康を支える経営資源として活用していく取り組みは注目に値するでしょう。