ニュースの要約
- ugo株式会社が、NEDO「ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU事業)」のSTSフェーズに採択された。
- 同事業では、社会インフラの維持管理課題を解決する点検AIロボットの開発を行う。
- 労働力不足が深刻化する中、人と協働するパートナーとしてロボットを活用し、業務の継続性と効率化、DXの実現を支援する。
概要
ugo株式会社は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU事業)」に係る第7回公募において、STS(Seed-stage Technology-based Startups)フェーズに採択されました。
本事業では、社会インフラの維持管理課題を解決する点検AIロボットの開発に着手します。2040年には1,100万人規模の労働力不足が見込まれており、特に社会インフラ分野では建設から50年以上を経過した老朽設備が多数を占める一方、点検・保守業務に従事する技術者の高齢化が進行していることから、維持管理体制の持続性が深刻な課題となっています。
当社は、小型点検ロボット「ugo mini」を用いた設備点検を多数の現場で実施してきましたが、より大きな段差や不整地に対応可能な走破性、ならびに屋外環境下での運用ニーズが数多く寄せられていました。本採択事業では、これらの課題を踏まえ、段差走破性と屋外対応力を備えた国産多脚型点検ロボットの開発に着手します。屋外環境における自律移動を可能とすることで、従来人手に依存していたインフラ点検業務の効率化・安全性向上を図り、社会インフラの持続的な維持管理および労働力不足への対応に貢献していきます。
編集部の感想
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社会インフラの維持管理は喫緊の課題ですね。老朽化と人手不足の問題に、先進技術を活用して解決していく取り組みは非常に重要だと感じます。
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屋外での自律移動が可能なロボットの開発は、実際の現場ニーズに応えられる良い取り組みだと思います。
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人と協働するパートナーとしてロボットを活用し、業務の効率化やDXを推進していく姿勢は評価できます。
編集部のまとめ
ugo:NEDO「ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU事業)」STSフェーズに採択についてまとめました
ugo株式会社が、NEDO「ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU事業)」のSTSフェーズに採択されたことは大変注目すべき動きです。同事業は、社会課題の解決につながる革新的な技術の研究開発を支援するものであり、ugo社の取り組みが選ばれたことは高く評価できます。
ugo社は、業務DXロボット「ugo」の開発を手掛けており、今回の事業では社会インフラの維持管理課題を解決する点検AIロボットの開発に着手します。少子高齢化に伴う労働力不足が深刻化する中、人と協働するパートナーとしてロボットを活用し、業務の継続性と効率化、DXの実現を支援する取り組みは大変意義深いものと言えるでしょう。今後の製品化と実用化に期待が高まります。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000135.000034305.html