ニュースの要約
- 札幌市のオフィス空室率は前月比マイナス0.03ポイントの3.52%と、ほぼ横ばいとなった。
- 募集賃料は前月比プラス46円/坪の12,799円/坪と、統計開始以来の最高値更新が続いている。
- 南口エリアの大規模ビル「ヒューリックスクエア札幌」が9月に竣工を予定しており、テナントの注目度が高い。
概要
三幸エステート株式会社は、2025年7月度の札幌市オフィス賃貸状況をまとめた「オフィスマーケット2025年8月号札幌」を公表しました。
空室率は前月比マイナス0.03ポイントの3.52%と、ほぼ横ばいとなりました。エリア別では「北口」が前月比マイナス0.7ポイントの大幅な低下を示しました。また、募集賃料は前月比プラス46円/坪の12,799円/坪と、統計開始以来の最高値を更新し続けています。
今後は、南口エリアの大規模複合ビル「ヒューリックスクエア札幌」の竣工が注目されており、テナントの引き合いが増えている模様です。企業のオフィス需要は業種や面積を問わず、拡張や移転の動きが活発化しているとのことです。
編集部の感想
札幌オフィスマーケットの状況が詳しく把握できて良かった。空室率が横ばいで推移していることが分かり、需要がある一方で供給面の変化も起きていることがうかがえる。
募集賃料の上昇傾向が続いているのは興味深い。企業のオフィス需要が底堅いことを示唆しているように感じる。
「ヒューリックスクエア札幌」の開業が注目されており、立地の良さから札幌の新しい業務核心地区の形成にも期待できそうだ。
編集部のまとめ
三幸エステート株式会社:[札幌版]最新オフィスマーケットレポート発表、オフィス空室率ほぼ横ばいについてまとめました
今回の三幸エステートの報告によると、札幌市のオフィス市場は全体としてほぼ横ばいで推移しているものの、一部エリアでは改善傾向も見られることが分かりました。特に注目されるのは、札幌駅南口エリアの大型複合ビル「ヒューリックスクエア札幌」の竣工です。このビルの完成によって、札幌のオフィス需要が一層高まることが期待されています。
また、募集賃料の上昇が続いていることから、オフィス需要が底堅いことがうかがえます。ポストコロナ時代における企業の新しい働き方への対応の一環として、オフィス環境の整備が進められている可能性があります。札幌オフィスマーケットの動向には、今後も注目していく必要がありそうです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000582.000118399.html