ニュースの要約
- ベンチャーキャピタルANRIが「ANRI 人文奨学金:未来を考える人文フェローシップ」を新設
- 人文系分野で未来を切り拓く意欲的な若手研究者を対象に、採択者1名あたり50万円を給付するプログラム
- 社会をより良い方向へ導く可能性を秘めた人文系研究への支援が不可欠と判断し、新たに本奨学金を立ち上げた
概要
独立系ベンチャーキャピタルのANRIは、2025年4月14日より「ANRI 人文奨学金:未来を考える人文フェローシップ」の募集を開始する
と発表しました。本奨学金は、人文系分野で未来を切り拓く意欲的な若手研究者を対象に、採択者1名あたり50万円を給付するプログラムです。
ANRIは長年、技術革新やスタートアップ企業への投資、理工系研究者の支援を通じて「未来を創ろう、圧倒的な未来を」というミッションを実現してきましたが、
急速に進化するテクノロジーがもたらす社会的影響を考えるには、単なるテクノロジーへの理解だけでなく、人間や社会、思想への深い洞察が不可欠だと強く感じるようになりました。
そこで今回、社会をより良い方向へ導く可能性を秘めた人文系研究への支援が不可欠であると判断し、新たに「ANRI 人文奨学金:未来を考える人文フェローシップ」を立ち上げることにしたのです。
本奨学金を通じて、学際的な交流と新しい視点の創出を促進し、テクノロジーと人文知が掛け合わさる未来を共に考えていきたいとしています。
編集部の感想
編集部のまとめ
ANRI 人文奨学金:未来を考える人文フェローシップについてまとめました
今回のANRI 人文奨学金の創設は、時代の要請に応える素晴らしい取り組みだと言えるでしょう。
テクノロジーの進化だけでなく、人間性や社会への深い理解も必要不可欠になってきている昨今、人文系研究者への支援は極めて重要です。
本奨学金では、従来の枠組みにとらわれない新しい視点や発想を持つ若手研究者を支援し、学際的な交流を通じて、テクノロジーと人文知が融合した未来の実現を目指しています。
選考基準や求める人物像からは、ANRIが単なる研究支援にとどまらず、社会の課題解決につなげていきたいという意気込みが感じられます。
今後、受賞者らの活躍に大いに期待がかかっています。テクノロジーと人間性が調和した社会の実現に向けて、このプログラムが大きな役割を果たすことを願っています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000060.000040191.html