ニュースの要約
- ブシロードが法務と事業部門の協業性を高め、契約業務基盤の構築と定着を支援するクラウドサービス「Hubble」を活用
- Hubbleを導入することで、属人化していた情報やナレッジの共有化、業務の生産性向上を実現
- 子会社や事業部門の案件数や傾向を定量データで把握し、公平な費用配賦を実現
概要
ブシロードは、世界市場でマンガ・アニメ・グッズ・ゲームなどへのメディアミックスを行う「IPディベロッパー戦略」を行いながら、「ヴァイスシュヴァルツ」を代表するIPプラットフォーム型トレーディングカードゲームをはじめ、新時代のエンターテインメントを創出している企業です。
ブシロードの経営管理本部法務部は、14子会社による各種IP事業の多角展開に伴う法務業務を一手に担ってきました。
そこで、属人化を排し、事業部門や弁護士と連携しながら情報やナレッジを活用できる仕組みを構築するため、クラウドサービス「Hubble」を導入しました。
「Hubble」導入前は、組織変更による情報やナレッジの喪失、過去の対応履歴や判断基準の共有化が非効率だったこと、事業拡大に伴う一人当たりの担当案件数増加による記憶に頼ったマネジメントの困難さなどの課題がありました。
「Hubble」導入後は、法務だけでなく事業部門や弁護士も含めた権限管理を前提としたナレッジマネジメントを実現し、意思決定基盤が強固になりました。また、担当案件数や進捗状況の迅速な把握により、対応漏れの防止と業務スピードの向上を実現。さらに、子会社や事業部門ごとの定量データの把握・分析により、公平な費用配賦も実現しています。
編集部の感想
編集部のまとめ
Hubble:IP ビジネスの契約業務基盤を整備!定量データを法務のマネジメントや評価はもちろん経営判断にも活用するブシロードの「Hubble」活用事例を公開について
大規模なIPビジネスを展開するブシロードが、契約業務の基盤として「Hubble」を導入した事例は、非常に参考になると思います。
ブシロードのように多角的なIPを展開する企業では、契約業務の標準化や情報共有の仕組み作りが不可欠です。Hubbleを導入することで、属人化していた知見を組織全体で共有できるようになり、スピーディな意思決定が可能になったことは大きな成果だと言えるでしょう。
さらに、子会社や事業部門ごとの定量データを活用し、公平な費用配賦を実現できたことも注目に値します。これにより、経営層の判断に活用できるようになり、より適切な意思決定につながると考えられます。
このように、Hubbleはブシロードのような大規模IPビジネスにおいて、契約業務の効率化や経営管理の高度化に大きな効果を発揮していると言えるでしょう。今後、他のIPビジネスにおいても同様の取り組みが広がっていくことが期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000295.000027155.html