ニュースの要約
- パナソニックグループ、一般社団法人うめきた未来イノベーション機構、大阪府漁業協同組合連合会が連携し、「食のこれから」をテーマに水産資源の有効活用と課題解決に取り組む
- 大阪湾で水揚げされた天然真鯛を使用した鯛めしの素を試作し、「第27回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」で紹介する
- パナソニックCCS社は今後も冷熱技術を活かしながら、地域資源の活用と社会課題に向き合う活動に継続的に取り組む
概要
パナソニック株式会社 コールドチェーンソリューションズ社(以下、パナソニックCCS社)は、一般社団法人うめきた未来イノベーション機構(以下、U-FINO)および大阪府漁業協同組合連合会(以下、大阪漁連)と連携し、食を取り巻く社会課題や関西圏の食産業活性化について研究しながら、「食のこれから」をテーマに活動中です。
具体的には、大阪における水産資源の実態把握と課題認識を行い、大阪で漁獲される水産物の有効活用や課題解決のあり方を探求しています。この取り組みは、2024年から開始したもので、水産業における課題解決や事業者支援につながる商品開発と事業化を目指しています。大阪漁連は食材手配と商品の製造販売、パナソニックCCS社はレシピ開発と商品ストーリーの組み立てを担い、U-FINOは企業間マッチングを含む全体的な実行スキームを構築する役割として、共創しながら活動を進めています。
今回試作したコラボレーション商品は、大阪湾で水揚げされた天然真鯛を使用した鯛めしの素で、流通に乗せづらい規格外の小ぶりな鯛も余すことなく活用しています。この商品は、2025年8月20日(水)から22日(金)まで、東京ビッグサイトで開催される「第27回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」の大阪漁連ブースに参考出品し、試食も実施する予定です。
パナソニックCCS社は今後も、冷熱技術を活かしながら、地域資源の活用と社会課題に向き合う活動に継続的に取り組み、様々な貢献のカタチを検討していきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
パナソニックグループ:「食のこれから」をテーマに、水産資源の有効活用と課題解決のあり方を探求についてまとめました
今回の取り組みは、パナソニックグループ、うめきた未来イノベーション機構、大阪府漁業協同組合連合会の3者が連携し、「食のこれから」をテーマに、水産資源の有効活用と課題解決のあり方を探求するものです。地域の食材である大阪湾の天然真鯛を活用した鯛めしの素の開発は、流通に乗せづらい規格外の小ぶりな鯛も余すことなく活用できる取り組みとして注目できます。また、異業種の企業が連携して、地域の食産業の活性化に取り組むという点でも画期的な取り組みだと言えるでしょう。パナソニックCCS社は今後も冷熱技術を活かした地域貢献活動に継続的に取り組む意向を示しており、さらなる発展が期待されます。この取り組みが、持続可能な食料システムの構築につながることを願っています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006358.000003442.html