ニュースの要約
- 野村AM、日本と台湾におけるETFの初めての相互上場を発表
- 9月18日に東京証券取引所と台湾証券取引所にそれぞれETFを上場予定
- 日本の「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信」が台湾でも取り扱われる
概要
野村アセットマネジメント株式会社およびNomura Asset Management Taiwan Ltd.は、2025年9月18日に東京証券取引所および台湾証券取引所にそれぞれ新たなETFを上場する予定です。
これは日本・台湾間で初めてのETFの相互上場となり、両国の投資家にとって互いの市場により身近にアクセスできる環境が整うため、投資機会の多様化ならびに拡大が実現します。
野村AMは「NEXT FUNDS TIP FactSet 台湾イノベイティブ・テクノロジー50指数連動型上場投信」を東証に上場し、一方で当社台湾拠点は「NEXT FUNDS – Nomura TOPIX Feeder ETF」を台湾証券取引所に上場する予定です。
野村AMは1995年5月に日本で初めてETFを上場して以来、ETFの運用資産残高は40兆円を超え、アジア市場最大のETFプロバイダーとなっています。今後も投資家の皆様の資産運用に貢献できるよう、ETFの普及と発展に向けた活動に取り組んでいきます。
編集部の感想
編集部のまとめ
野村AM:日本と台湾におけるETFの初めての相互上場についてについてまとめました
野村アセットマネジメントが日本と台湾の証券取引所に相互にETFを上場するという発表は、両国の投資家にとって新しい選択肢を生み出すものと評価できます。
日本で初めてETFを上場して以来、野村AMは国内最大のETFプロバイダーとして地位を築いてきました。今回の発表は、そうした実績をさらに発展させ、アジアの投資家にも製品を提供していこうとする野心的な取り組みといえるでしょう。
とりわけ、テクノロジー分野に特化したETFの登場は注目に値します。台湾はデジタル関連企業の集積地としても知られ、この指数に連動するETFは個人投資家の関心を集めそうです。
日本と台湾の資本市場が協調して、投資家の選択肢を広げていく動きは、両国の経済交流の深化にもつながる好ましい取り組みだと言えるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000234.000084182.html