ニュースの要約
- ジャスミーラボ株式会社が、「Toilet to Earn」プロジェクトを運営するEtarnと戦略的パートナーシップを締結したことを発表。
- EtarnのスマートトイレとJasmyのデータ基盤を統合し、日常生活とWeb3の融合を実現する新たなユースケースの開発を目指す。
- インド市場でのスマートトイレ普及と、カーボンクレジット事業の連携により、社会課題の解決とWeb3の実用化を推進する。
概要
ジャスミーラボ株式会社は、「Toilet to Earn」プロジェクトを運営するCarbon Earn Coretech FZco(Etarn)と、戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。
今回の提携により、ジャスミーラボとEtarnは、ブロックチェーンの一般普及(マスアダプション)という共通の目標のもと、特に人口14億人を超えるインド市場に焦点を当てた展開を加速させていきます。
Etarnの「スマートトイレ」は、排泄物を有機肥料に変換するだけでなく、利用データを匿名かつ安全に収集することが可能です。この仕組みは、Jasmyが強みとするデータセキュリティ/IoT基盤との親和性が高く、将来的にはJasmyプロダクトとの統合によるデータ収益化・ユーザーインセンティブ設計が期待されます。
さらにEtarnは、排泄物からの資源循環や温室効果ガス削減量の数値化を通じて、炭素クレジットを発行・販売する仕組みを備えています。ジャスミーラボはこの領域での連携を視野に入れ、カーボンクレジット市場とブロックチェーン技術の融合を推進していきます。
Etarnは、「トイレから始まるWeb3革命」を掲げる革新的プロジェクトです。スマートトイレから得られる利用データの収益化、排泄物からの炭素クレジット発行、そしてこれらの仕組みをETANトークンに還元するなど、日常生活とWeb3を密接に結びつけるユニークなコンセプトを提案しています。
同社は、インドだけでも膨大な利用データが見込まれることから、広告・環境・農業の各分野で多大な経済効果が期待されます。
編集部の感想
編集部のまとめ
Toilet to Earn:JASMY Chainエコシステムに参加についてまとめました
今回のジャスミーラボとEtarnの提携は、JASMY Chainエコシステムの拡大に大きな意味を持ちます。高い人口を擁するインド市場への参入と、IoTデバイスとブロックチェーンの融合による新たなサービス開発に期待がかかっています。
特に注目なのは、排泄物からの資源循環やカーボンクレジットの仕組みです。生活に密着したインフラを基盤に、環境問題の解決とWeb3の実用化を同時に推し進めるというアプローチは、まさに持続可能な社会実現につながる取り組みと言えるでしょう。
「Toilet to Earn」は、日常生活とブロックチェーンの融合を具現化するユニークなプロジェクトとして、今後の展開に大きな期待が寄せられています。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000155995.html