ニュースの要約
- 最大500万円の助成金を受けられる
- 製品改良や規格適合・認証取得が対象
- 規格適合・認証取得のみの申請も可能
概要
公益財団法人 東京都中小企業振興公社は、国内外の新たな販路開拓を目指す都内中小企業者等の経営力を強化し、東京の産業の活性化を図ることを目的とする「製品改良/規格適合・認証取得支援事業」の申請を10月17日(金)から受け付けます。
この事業は、市場ニーズに合わせるための製品改良や、国内外の規格への適合性評価・認証取得に要する経費の一部を助成するものです。助成限度額は最大500万円で、助成率は2分の1以内となっています。
製品改良のみを行う「製品改良プロジェクト」、規格適合・認証取得のみを行う「規格適合・認証取得プロジェクト(製品改良目標無)」、製品改良と規格適合・認証取得の両方を行う「規格適合・認証取得プロジェクト(製品改良目標有)」の3つの申請区分から目的に合わせて選択できます。
助成対象経費には、原材料・副資材費、機械装置・工具器具費、委託・外注費、専門家指導費などのほか、直接人件費も含まれます。また、CE マーキングやISO、IEC規格といった国際規格の取得も対象となります。
申請は電子申請システム「Jグランツ」から行い、審査を経て助成金が交付される予定です。事前のGビズIDプライムアカウント発行が必要となるため、余裕を持って準備をしましょう。
編集部の感想
編集部のまとめ
東京都:自社製品の改良に最大500万円の助成金、募集要項を公開(規格適合・認証取得のみの申請も対象!)についてまとめました
今回の支援事業は、中小企業の製品改良や国内外の規格適合・認証取得に要する経費の一部を最大500万円まで助成するものです。製品改良とともに規格適合・認証取得を行うことで、製品のさらなる競争力向上や海外展開の可能性につながると期待できます。
また、規格適合・認証取得のみを目的とした申請も可能で、幅広いニーズに対応できるのが特徴です。製品改良と認証取得を両立したい企業はもちろん、認証取得に重点を置きたい企業にもおすすめといえるでしょう。
東京都が中小企業の支援に積極的に取り組んでいることがうかがえる施策だと感じます。製品力の向上と新市場開拓につながる有益な支援制度になるといえるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000080.000034524.html