少数株ドットコム株式会社:さんわ機工有限会社に対する株主代表訴訟提起に関するお知らせ

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ニュースの要約

  • 少数株ドットコム株式会社が、さんわ機工有限会社の役員に対して株主代表訴訟を提起
  • さんわ機工における株主総会の未開催や役員報酬の不正受給など、法令違反行為があったと指摘
  • 少数株ドットコムは、さんわ機工の企業価値向上のために対話を重ねていたが、改善の兆しがないため訴訟に踏み切った

概要

少数株ドットコム株式会社は、さんわ機工有限会社の発行済株式の40%を保有する株主として、同社の経営状況を注視してきました。

その中で、少数株ドットコムは、さんわ機工における法令違反行為を確認しました。具体的には、過去5年間にわたって定期株主総会が開催されていないこと、株主総会が開催されていない期間に選任された役員が報酬を受け取り続けていること、代表取締役が経営する別会社との利益相反取引の存在、および工場用土地の売却が株主総会の承認なしに行われていることなどです。

これらのガバナンス上の問題について、少数株ドットコムは長期にわたりさんわ機工側と対話を重ね、改善を求めてきました。しかしながら、期限を過ぎても同社は被告らに対する責任追及を提訴しておらず、これまでに会社側に与えた損害を鑑みると、株主の立場としては到底承服できるものではないと判断したため、自ら株主代表訴訟を提起することにしたと説明しています。

少数株ドットコムは、「上場株式のような取引市場が存在せず、非上場株式を手放したくても手放せない状況に置かれている株主に最適なソリューションを提供する」というミッションのもと、非上場企業におけるガバナンス強化や信頼の向上に寄与していきたいとしています。

編集部の感想

    少数株主として、コーポレートガバナンスの問題を指摘し、対話を重ねてきたにもかかわらず改善されなかったのは残念ですね。
    株主の権利を守るために、積極的に訴訟に踏み切ったのは株主代表訴訟制度の重要性を感じさせます。
    ガバナンス改善に向けて、少数株ドットコムの姿勢は評価できるでしょう。上場企業以外にも、このような活動が広がっていくことが期待されます。

編集部のまとめ

少数株ドットコム株式会社:さんわ機工有限会社に対する株主代表訴訟提起に関するお知らせについてまとめました

今回の事例は、非上場企業における株主の権利行使の難しさを象徴するものといえるでしょう。少数株ドットコムは、さんわ機工の発行済株式の4割を保有する大株主として、同社の経営状況を注視し、コーポレートガバナンスの改善に向けて長期的に対話を重ねてきました。しかし、法令違反行為の指摘に対してさんわ機工側が改善に前向きでなかったことから、やむを得ず株主代表訴訟に踏み切らざるを得なくなったようです。

少数株ドットコムは、「上場株式のような取引市場が存在せず、非上場株式を手放したくても手放せない状況に置かれている株主に最適なソリューションを提供する」というミッションを掲げており、今回の訴訟提起もその一環であると考えられます。非上場企業においても、コーポレートガバナンスの確保は重要な課題であり、このような事例を通じて、株主の権利行使の方法が広く議論されることが期待されます。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000158730.html

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