ニュースの要約
- フリーコンサルを活用する企業の約8割が100%稼働を希望するものの、フリーコンサルの約半数は部分稼働を志向
- フリーコンサルの70%以上がリモート中心の働き方を希望するが、企業側ではフルリモートを許容するのは8%にすぎない
- フリーコンサルの希望単価は150万円/月以上が多いが、実際の成約は100~200万円/月未満が中心
概要
プロフェッショナルの新たな挑戦を支援するGroovement（株式会社Groovement）は、フリーランスコンサルタント（フリーコンサル）市場の実態を調査・分析した「フリーコンサル白書2025」を初公開しました。
本白書では、2025年3月に実施したフリーコンサル104名へのアンケートと同社サービス実績4,500件の分析によって、フリーコンサル市場の現状と動向が明らかになっています。その中でも特に注目されるのは、企業側とフリーコンサル側のニーズに大きなギャップが存在するという事実です。
編集部の感想
フリーコンサルの働き方の多様性と、企業側のニーズのギャップが浮き彫りになった興味深い調査だと思います。
今後は、双方の要望を上手くマッチングできるような仕組みづくりが求められそうですね。
働き方の選択肢が増えていく中、フリーコンサルとしての魅力や専門性を高めていくことが重要だと感じました。
編集部のまとめ
フリーコンサル：企業の8割が100%稼働を希望するも、フリーコンサルの半数は部分稼働を志向について まとめました
今回の調査結果から、フリーコンサル市場には企業側とフリーコンサル側のニーズの間に大きなギャップが存在することが明らかになりました。
企業側は100%稼働を求めており、フルタイムかつ対面での勤務を望む傾向が強い一方で、フリーコンサル側は柔軟な働き方を望んでいます。具体的には、部分稼働や、リモートワークを希望する人が多数を占めているのです。
また、希望単価と実際の成約単価にも開きがあり、フリーコンサルの期待とは異なる水準で取引されていることが分かります。
これらのギャップを解消し、フリーコンサルの専門性と企業の課題解決ニーズをマッチさせるための仕組みづくりが、今後の市場の健全な発展には不可欠だと考えられます。今後のリモートワークの普及やDXの加速などを背景に、フリーコンサル市場はさらに拡大していくと予想されますが、その中で双方の要望を両立させながら成長していくことが重要になってくるでしょう。
参照元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000079683.html
