コーチ・エィ:筑波大学との共著論文が学術誌『Journal of Management Development』に掲載されました

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ニュースの要約

  • コーチ・エィと筑波大学が共同で論文を発表し、学術誌『Journal of Management Development』に掲載された
  • 共同で開発したCSES(Coaching Session Evaluation Scale)は、コーチとコーチィー双方の視点からコーチングセッションの質を評価できる尺度
  • CSESは十分なモデル適合度と信頼性を持ち、コーチ・コーチィー間の信頼関係、目標達成度、アクションの明確さとも正の相関を示した

概要

組織変革を実現するエグゼクティブ・コーチング・ファームの株式会社コーチ・エィは、筑波大学 藤桂准教授と共同で論文を発表し、経営学系学術誌『Journal of Management Development』に掲載されました。

この論文では、コーチング領域におけるコーチとコーチィー(クライアント)の双方の視点に基づいたコーチングセッションの質を評価する尺度「Coaching Session Evaluation Scale(CSES)」の開発と妥当性の検証について述べられています。

これまでのコーチングセッションの評価は、主に成果に基づく「総括的評価」に依存してきました。しかし、コーチングには多様な目的があるため、プロセスそのものを評価できる指標が求められていました。

CSESは、国際コーチング連盟(ICF)のコアコンピテンシーに基づいて作成され、コーチのスキル・態度、およびアプローチから総合的にセッションの質を測ることができます。2つの研究を通じて尺度の因子構造、信頼性、妥当性が確認され、コーチ・コーチィー双方の視点から同一の枠組みでセッションを評価することが可能となりました。

本研究の成果は、国内外の学会で発表されており、コーチングの質的向上とエビデンス・ベーストのコーチングの推進に貢献することが期待されています。

編集部の感想

    コーチングは近年、組織変革の重要なツールとして注目されていますが、その質的評価は課題でしたので、このようなエビデンスベースのアプローチが待望されていました。
    開発されたCSESは、コーチやクライアントの双方の視点を取り入れているので、より客観的な評価ができそうですね。実践での活用に期待したいです。
    企業の組織変革やマネジメント強化において、コーチングはますます重要になってくると予想されます。こうした学術的根拠に基づいた知見の蓄積は非常に意義深いと思います。

編集部のまとめ

コーチ・エィ:筑波大学との共著論文が学術誌『Journal of Management Development』に掲載されましたについてまとめました

今回の取り組みは、コーチングの質的向上と実践への活用に向けた大きな一歩だと評価できます。これまでのコーチングの評価は成果に偏りがちでしたが、CSESはコーチとクライアントの両者の視点を取り入れた総合的な指標を提供するものです。

コーチング手法の進化とともに、その効果的な活用を後押しする評価指標の開発は重要です。論文発表という学術的な認知を得たことで、CSESの活用が一層広がり、コーチングの実践と理論の融合が深まることが期待できます。

今後のコーチング研究の発展と、組織変革を支える質の高いコーチングサービスの提供につながるものと考えます。

参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000109.000053380.html

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