ニュースの要約
- モースマイクロが次世代IoTを牽引するためシリーズC資金調達を8,800万豪ドル(5,900万米ドル)で完了
- メガチップス、NRFCなど多数の投資家が参加し、モースマイクロの累計調達額が2億9,000万豪ドルを超える
- 新資金によりモースマイクロのWi-Fi HaLowチップの生産拡大と国際市場への展開を加速
概要
オーストラリアのWi-Fi HaLowチップベンダーであるモースマイクロは、シリーズC資金調達を成功裏に完了し、8,800万豪ドル(5,900万米ドル)を調達しました。
本ラウンドの投資家には、メガチップス、ナショナル・リコンストラクション・ファンド・コーポレーション(NRFC)、ブラックバード、メイン・シーケンス、ユニシード、レイ・スタタ、マルコム&ルーシー・ターンブル、スタートメイトなどの企業や機関投資家が名を連ねています。
今回の資金調達により、モースマイクロは累計調達額が2億9,000万豪ドル(約19億3,000万米ドル)を超えることになります。新たな資金は、モースマイクロのWi-Fi HaLowチップの生産拡大と国際市場への展開を加速させるために活用されます。
モースマイクロは、長距離・低消費電力・高スループットといった特徴を持つWi-Fi HaLowテクノロジーのグローバルリーダーです。同社が手掛けるIoT製品は、スマートホーム、産業オートメーション、スマートシティなどの分野で急速に普及しつつあります。
編集部の感想
編集部のまとめ
Morse Micro PTY. LTD.:次世代IoTを牽引するため8,800万豪ドル(5,900万米ドル)のシリーズC資金調達を完了についてまとめました
モースマイクロは、Wi-Fi HaLowチップの世界的リーダー企業です。今回の大規模な資金調達によって、同社のグローバル展開がさらに加速すると見込まれます。
Wi-Fi HaLowは、従来のWi-Fiと比べて通信距離や対応エリアが格段に広く、低消費電力でありながら高スループットを実現できるため、IoT分野での活用が期待されています。モースマイクロのチップはこうした特性を備えており、スマートホームやスマートシティなどの分野で急速に普及が進んでいます。
オーストラリアにおける半導体産業の高い技術力が裏付けられた今回の出来事は、同国の製造業基盤強化にも寄与するものと考えられます。モースマイクロの今後の活躍に大いに期待が集まるところです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000096406.html