ニュースの要約
- 企業向け研修プラットフォームのライトワークス社とサイバーセキュリティ啓発プラットフォームのSAYA社が提携
- 日本企業における最大のサイバーリスクは「従業員の教育不足」であり、両社が日本最大規模の従業員向けサイバーセキュリティ研修プログラムを提供
- AIを悪用した攻撃の台頭により、従来よりも精巧かつ検知が難しい手口が広がっているため、従業員レベルでのレジリエンス強化が急務
概要
企業向け研修プラットフォーム国内No.1の株式会社ライトワークスは、アニメ形式のeラーニングによって従業員のセキュリティ意識向上を支援する専用プラットフォームのSAYA Cybersecurity Awarenessとの戦略的提携を発表しました。
両社は日本企業向けに最も包括的な従業員サイバーセキュリティ啓発プログラムを全国に展開していきます。サイバーセキュリティは今や日本企業が直面する最も差し迫ったリスクのひとつであり、その攻撃は未教育の従業員を狙うケースが増加しています。特にAIを悪用した攻撃の台頭により、従来よりも精巧かつ検知が難しい手口が広がっています。
SAYAの豊富なマイクロラーニングライブラリをライトワークスの自社プラットフォームに統合することで、日本企業のサイバーセキュリティ態勢強化を先導していきます。企業ユーザーは、日本の就業形態や文化に則し、日本語で学習できる国内最大規模の日本語サイバーセキュリティ研修モジュール群にシームレスにアクセスでき、従業員に確実なセキュリティ意識を根付かせることが可能となります。
編集部の感想
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日本企業のサイバーセキュリティ対策において、従業員教育の重要性が高まっているのが分かる
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AIを悪用した攻撃手法の高度化に伴い、従業員の意識向上が喫緊の課題となっている
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ライトワークスとSAYAの協業により、日本企業の従業員がサイバー攻撃に対して備えられるようになるのは心強い
編集部のまとめ
Lightworks×SAYA:日本最大のサイバーリスク「従業員の教育不足」に挑むについてまとめました
この提携はタイミングも良く、日本企業にとって喫緊の課題であるサイバーセキュリティ対策において、従業員の意識向上が重要であることが明確になっています。従来の技術対策だけでは限界があり、エンド・ユーザーである従業員の教育が急務となっている中、ライトワークスとSAYAの協業により、日本企業の従業員がAIを活用した高度な攻撃手法にも対抗できるよう、実践的かつ記憶に残るサイバーセキュリティ教育が提供されることになります。双方が日本企業と従業員を守る最前線に立っているという危機感を共有しており、両社の強みを活かしたこの取り組みは大いに期待できる取り組みといえるでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000051799.html