ニュースの要約
- ラテンアメリカ・カリブ海地域24カ国のグリーンバンクCAFが、COP30に向けた取り組みを発表
- CAFとNTTデータがデジタルトランスフォーメーション、気候資金などで新たな共同イニシアティブを展開
- アマゾン保全、コロンビアコーヒー、ブルーエコノミーをテーマにした取り組みを実施
概要
ラテンアメリカ・カリブ海地域24カ国のグリーンバンクであるCAFが、大阪・関西万博2025において「ラテンアメリカとカリブ海―解決策の地域」をテーマにプログラムを展開しました。
同地域は世界の60%以上の生物多様性を誇り、豊かな文化や急成長するイノベーション基盤を有する一方、多様な課題にも直面しています。CAFはこの地域の課題と解決策の両面を紹介し、持続可能な未来社会の設計に向けた提案を発信しました。
スペイン館やNTT館など複数のパビリオンと連携し、革新的資金調達や生物多様性・海洋保護、デジタルトランスフォーメーションなどをテーマにイベントを実施。また、CAFとNTTデータによるMOU署名式が行われ、両者が新たな共同イニシアティブを展開していくことが発表されました。
さらに、ブラジル館ではアマゾン保全、コロンビア館前ではコロンビアコーヒーの持続可能性、ポルトガル館では海洋保護やブルーエコノミーについての取り組みが紹介されました。
編集部の感想
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ラテンアメリカ・カリブ海地域の持続可能な未来に向けた取り組みが紹介されて興味深かった
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COP30に向けた具体的な取り組みが示されていて、気候変動問題への意識の高さがうかがえる
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様々なパビリオンと連携しているのは、万博ならではの横断的なアプローチが感じられる
編集部のまとめ
CAF:ラテンアメリカ・カリブ海地域24カ国のグリーンバンクが、COP30に向けた取り組みやNTTデータとのMOU署名式を含むパビリオン横断型イベントを開催について
今回のイベントでは、ラテンアメリカ・カリブ海地域が抱える課題と、CAFが提案する解決策の両面が紹介されました。アマゾン保全やコロンビアコーヒーの持続可能性、ブルーエコノミーといった具体的なテーマについての取り組みが示されており、気候変動問題への地域独自の対応力が印象的でした。
また、様々なパビリオンと連携しつつ、CAFとNTTデータの新たな共同イニシアティブの立ち上げにも注目が集まりました。デジタルトランスフォーメーションと気候変動対策の融合は、今後の取り組みの方向性を示唆するものといえるでしょう。
ラテンアメリカ・カリブ海地域の持続可能な発展に向けた具体的な事例が紹介された今回のイベントは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」にも通じるものがあり、今後の展開が期待されます。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000170874.html