ニュースの要約
- 投資活動に取り組む人は全体の31%に留まっており、まだ普及が進んでいないことが明らかになった。
- 年代が高くなるほど投資に取り組む人の割合が増加し、20代では25%だったものが70代では38.8%となった。
- 男女比では男性が38.3%、女性が23.0%と、男性の方が1.7倍多く投資を行っている。
概要
10月4日は「投資の日」です。株式会社トレジャープロモートは、全国の20代~70代の男女6,000人を対象に投資活動への取り組みについて調査を行いました。
その結果、投資活動に取り組む人は全体の31%に留まっていることが明らかになりました。年代別に見ると、年代が上がるにつれて投資に取り組む人の割合が増加し、20代・30代では25%ほどでしたが、60代で35.5%、70代では38.8%と4割近くになっています。
また、男女比では男性が38.3%、女性が23.0%と大きな差が見られ、男性は女性の約1.7倍も投資を行っているという結果でした。特に20代では男性34.0%に対して女性は17.2%と約2倍の差がありました。最も差が小さかったのが70代で、男性45.4%、女性32.3%でした。
このように投資に取り組む人はまだ少数派であり、特に女性への普及が課題となっているようです。政府の「貯蓄から投資へ」という方針のもと、新NISA制度の開始などにより投資への関心は高まっているものの、まだ一般的に投資が「当たり前」とは言えない状況にあるようです。株の学校ドットコムでは、これからも投資の魅力を広く発信し、より多くの人々が投資のメリットを理解し、その第一歩を踏み出せるよう取り組んでいくとしています。
編集部の感想
編集部のまとめ
PR TIMES:「投資の日」に関する現状と今後の課題についてまとめました
今回の調査結果からは、投資に取り組む人の割合が全体の3割弱と、まだ投資が一般的な行動とは言えない現状がわかりました。特に20代~30代では4人に1人しか投資をしておらず、若年層への普及が大きな課題となっているようです。
一方で、年代が上がるにつれて投資家の割合が高くなっているのは、投資への関心が着実に高まってきていることを示しています。ただし、男女差が1.7倍と大きいのは気になる点で、投資に対する意識の違いや機会の差を解消することが重要だと思われます。
株の学校ドットコムでは、今後も投資の魅力を発信し、より多くの人々が投資の第一歩を踏み出せるよう努力していくとのことです。投資が広く「当たり前」の行動となっていくことで、個人の資産形成や社会の発展にもつながっていくことでしょう。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000120005.html