ニュースの要約
- まとまったお金の預け先として「メガバンク」が最も多く、次いで「ネット銀行」、「証券口座」が人気
- 資産運用における最も重視する点は「元本割れしないこと(安全性)」が圧倒的に多い
- 投資手法では「投資信託」が最も人気で、次いで「株式」が好まれている
概要
この調査は、アドバイザーナビ株式会社が2025年9月に行った「投資家の運用実態に関する調査」の結果を公開したものです。
まずはまとまったお金の預け先について、「メガバンク」が46.0%と半数近くを占め最も多い結果となりました。次いで「ネット銀行」が38.0%、「証券口座」が12.0%などという具合です。
資産運用を行う際の最も重視する点については、「元本割れしないこと(安全性)」が54.0%と圧倒的に多く、次いで「いつでも現金化できること(流動性)」が16.0%でした。一方で「高いリターンが期待できること(収益性)」は低い結果となっています。
運用手法については、「投資信託」が56.4%と最も人気が高く、次いで「株式」が41.0%となっています。そのほか「暗号資産(仮想通貨)」や「外貨預金」、「債権」なども一定の割合で選ばれています。
資産運用を行う際の不安や懸念点としては、「元本割れ」が70.0%と圧倒的に多く、次いで「知識不足」が16.0%となっています。「詐欺・トラブルリスク」や「タイミングがわからない」といった回答もみられました。
編集部の感想
編集部のまとめ
預金:まとまったお金の預け先に関する調査 by PR TIMESについてまとめました
今回の調査結果から、まとまったお金の預け先としてメガバンクが圧倒的に人気であることがわかりました。ただし、ネット銀行や証券口座といった比較的新しい選択肢も一定の支持を集めています。
また、資産運用においては「元本割れしないこと」が最も重視されており、リスク回避志向の強さが伺えます。一方で「高いリターンが期待できること」は相対的に低い評価となっています。
運用手法としては、投資信託や株式が主流ですが、暗号資産や外貨預金なども一定の人気を集めていることがわかりました。個人投資家の多様なニーズに応える形で、様々な選択肢が広がってきているようです。
ただし、資産運用における不安や懸念点としては「元本割れ」が圧倒的に多く、投資家の安全志向の強さが表れています。投資手法の選定にあたっては、リスクの吟味がきちんと行われる必要があるでしょう。
今後の投資家の動向を注目していく必要がありますが、本調査結果からは、資産運用に関する慎重な姿勢と、同時に新しい選択肢への関心の高さが窺えます。投資家のニーズに合わせた、多様な金融サービスの提供が期待されるところです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000346.000055969.html